実況:同点の後半アディショナルタイムです
本田:決めたの誰でしたっけ
実況:日本ですか?
本田:いやいや。
実況:あ、相手ですか?ペリシッチです
本田:さすがに日本はわかります。
90分以上にわたる激闘を繰り広げるも、決着がつかないまま試合は延長戦へ突入。そして、延長30分を戦うも両チーム譲らないまま勝敗はPK戦へともつれ込む。
本田:PK見ます?
実況:……どういうことですか?
本田:いやいやいやいやいや。見れます?
実況:なかなか厳しいですが、それでも日本の選手たちはここまでよく戦いました。
PK戦の末、クロアチアに敗北しベスト8進出はならなかった。チームが目指した「新しい景色」まで本当にあと一歩のところまで近づいた日本代表に、本田氏はこう言葉を送った。
本田:もう切り替えるしかないわけですよ。今日から次のW杯に向けて戦いが始まるし、この経験はまた次に生きるわけですから。結果だけ見ると、帰ってきたらみんな賞賛されるんじゃないですか。正直誰も予選突破するなんて最初思ってなかったわけで、想像を超えて予選突破して、もしかしたらベスト8いけるっていうPKまでいったんですから。
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試合後、日本代表の快進撃をさらに盛り上げてくれた本田氏の解説に、SNSでは「ありがとう本田圭佑!」「なにが一番つらいって本田さんの解説がもう見れないこと」「本田さんの解説でサッカーってこんなにおもろいんやって初めて思いました」「本田圭佑がまた解説してくれるなら4年後も見るわ」といった感謝の思いや寂しさを表すコメントが寄せられた。(『ABEMAヒルズ』より)