海外ドラマ『リトビネンコ暗殺』が12月22日よりスターチャンネルEXにて配信、BS10 スターチャンネルにて2023年2月6日から放送されることが決定した。
2006年11月、ある男の一枚の写真が世界に衝撃を与える。彼の名はアレクサンドル・リトビネンコ。イギリスに亡命した、FSB(ロシア連邦保安庁)及びKGB(ソ連国家保安委員会)の元職員だった。瀕死の床で彼は「私に毒を盛ったのは、ロシア大統領のウラジーミル・プーチンだ」と訴えた。そして彼の死後、体内から猛毒の放射性物質“ポロニウム210”が検出される。
“ロンドン警視庁史上最も複雑、かつ危険な捜査”と言われた「リトビネンコ事件」。本作は、この未曽有の事件の真相を追求し、懸命に戦ったロンドン警視庁の捜査官たちと、夫を亡くした妻マリーナ・リトビネンコの10年間に及ぶ苦難の捜査の全貌を、警察と遺族ら全面協力のもと、徹底的なリサーチに基づき映像化したノンフィクションドラマである。
アレクサンドル・リトビネンコを演じるのは、『80日間世界一周』『ドクター・フー』のデヴィッド・テナント。テナントは製作総指揮にも名を連ねている。そして『ブラックリスト』『リベンジ』などで知られるロシア出身の女優マルガリータ・レヴィエヴァが妻マリーナ役を担当。『フォーティチュード/極寒の殺人鬼』『ピーキー・ブライダーズ』のパトリック・スペンスが製作総指揮を務めた。
『キリング・イヴ/Killing Eve』 『Lupin/ルパン』『クリミナル』などを手がけ、本作の脚本を担当したジョージ・ケイは、「本作は、世界とプーチンとの関係がかつてないほど不安定になった時期に脚本が書かれ、撮影された。サーシャ(アレクサンドル・リトビネンコ)の殺害は、ロシア国家の敵とみなされる人物に対する一連の冷酷な攻撃の始まりであり、このことはかつてないほど重要な意味を持つ」とメッセージを寄せている。
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【写真】『リトビネンコ暗殺』場面写真
(リアルサウンド編集部)