2021年7月期に日本テレビ系水曜ドラマとして放送された『ハコヅメ～たたかう！交番女子～』が、12月29日、30日に地上波一挙放送されることが決定した。
参考：『ハコヅメ』シーズン2を熱望！ 戸田恵梨香×永野芽郁を筆頭に完璧だったチームワーク
『モーニング』（講談社）にて連載中の人気漫画『ハコヅメ～交番女子の逆襲～』を戸田恵梨香と永野芽郁のＷ主演で実写ドラマ化した本作。オフの時間は女子会もするし、泣いたり、笑ったり、文句も言う普通の女子である交番女子ペアへの共感と、爆笑シーン、ほろっと泣けるシーンが話題を集め、最終回の個人全体視聴率7.2％、世帯視聴率12.6％（※ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録し、SNSやYouTubeでも大きな反響を呼んだ。
そんな本作が、過去1年間（2021年4月～2022年3月）の放送の中から、優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに贈られる、第48回放送文化基金賞（テレビドラマ部）の最優秀賞と演技賞をＷで受賞したことを記念して、今回の一挙放送・配信が決定した。
テレビドラマ部門最優秀賞受賞の選考理由について、同基金は「女子会もする普通の女子である交番勤務の女性警察官にフォーカスしたこのドラマは、権力を振りかざすこれまでの警察物とは一線を画して、時代の変移を明確に映し出した。随所で笑いを誘うテンポの良い脚本は、シリアスな社会問題もしっかりと描き出しており、エンター テインメント性と社会性のバランスが絶秒だ。パワー志向で完璧な女性巡査部長に対してダメな主人公という設定も、“たたかわない”“がんばれない”人を応援する今日的な側面がある」とコメント。
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さらに、演技賞を受賞した川合麻依役の永野には「ドジな役柄を巧みにこなし、それが天然であるかのように見せながら、実はしっかりとした細かな配慮がなされている。視聴者の心を強くつかむ演技力を高く評価したい」と高い評価が寄せられた。
また、放送とあわせて、TVerでも年末年始の期間限定で3週間に渡り全話配信される。（リアルサウンド編集部）
