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今年1月中旬から離脱中のロンゾ・ボール…ブルズ指揮官は「彼にはまだ痛みがある」

バスケットボールキング

 NBAの2022-23シーズンは全30チームが20試合以上を消化し、12月2日(現地時間1日、日付は以下同)を終えた時点でイースタン・カンファレンスではボストン・セルティックスが18勝4敗でリーグベスト、ウェスタン・カンファレンスではフェニックス・サンズが15勝6敗で首位に立っている。

 そんななか、シカゴ・ブルズは開幕から先発ポイントガードのロンゾ・ボールを欠いて戦っており、2日を終えた時点でイースト12位の9勝12敗。プレーオフ進出圏内にいる6位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(12勝10敗)とは2.5ゲーム差、プレーイン・トーナメント進出枠となる10位のニューヨーク・ニックス(10勝12敗)とのゲーム差は0.5のため、まだまだ上位進出は十分可能と言える。

 ここまで、ブルズはデマー・デローザン、ザック・ラビーン、ニコラ・ブーチェビッチ、パトリック・ウィリアムズに2年目のアヨ・ドスンムをポイントカードに据えてスターターを形成しており、ここ5戦で3勝2敗と勝ち越している。

 ただ、ボールの復帰時期は依然として不透明なようだ。1日のサンズ戦に敗れた後、ビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)はこのように話していた。

「良くなってきてはいる。だが彼は明らかに痛みがなくなったのか? そうではないんだ。まだ痛みがある。我々はゆっくり見ている。だが彼がいつ戻ることができるのか、私には分からない」

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 昨シーズンからブルズへ加入したボールは、平均34.6分13.0得点5.4リバウンド5.1アシスト1.8スティールに3ポイントシュート成功率42.3パーセント(平均3.1本成功)を残していた。

 だが今年1月15日のゴールデンステイト・ウォリアーズを最後に戦線離脱。同29日に左ヒザの関節鏡手術を受けており、当初6~8週間で復帰と報じられたものの、そのまま復帰できずに昨シーズンを終えていた。

 今秋には左ヒザの関節鏡創傷清拭術を受け、4~6週間後に再検査と報じられており、当初は2023年の早い時期には復帰できる見込みという報道もあったのだが、25歳の司令塔の復帰時期は依然として不透明のようだ。

 
   

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