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「ハンカチ王子」「トリプルスリー」「神ってる」…野球にまつわる新語・流行語大賞の歴代入賞語は?【後編】

ベースボールチャンネル

トップテン「ぼやき」
 
楽天で指揮を執った野村克也監督は、試合後インタビューでの「ぼやき」が名物となった。野村監督のぼやきには、勝つために必要なエッセンスや、名言の宝庫だ。「マーくん、神の子、不思議な子」などはいまでも覚えている人が多いのではないか。
 

【第27回・2010年】

特別賞「何か持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているかを確信しました…それは仲間です。」
 
早稲田実業から早稲田大に進学した斎藤佑樹投手。キャプテンとして迎えた2010年、50年ぶりとなる早慶優勝決定戦を10-5で制し、早大は通算42度目の優勝を果たした。試合後、斎藤は「最後に、ひとつだけ言わせて下さい」「何か持っている…それは仲間です」とコメントを残し、自身2度目となる新語・流行語大賞入賞を果たした。
 

 

【第30回・2013年】

選考委員特別賞「被災地が、東北が、日本がひとつになった 楽天、日本一をありがとう」
 
2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた東北。地元仙台の球団である楽天は、2006年に創設後、リーグ優勝には届いていなかった。選手会長・嶋基宏捕手の「見せましょう。東北の力を。見せましょう。野球の底力を」とファンに誓った言葉はこの年実を結ぶこととなる。楽天は星野監督の下、球団史上初のリーグ優勝、日本一を成し遂げた。

【第31回・2014年】

トップテン「カープ女子」
 
「球場まで行って広島東洋カープを応援する女性ファンたち」を意味する。ファンクラブの「レディースカープ会員」枠や「関東カープ女子野球観戦ツアー」など、球団の経営努力で高い女性人気を獲得した。
 
トップテン「レジェンド」
 
スポーツ界の各種目でベテランが力を発揮した年だった。野球界では、中日一筋、40歳を過ぎてからも、円熟のピッチングで先発投手陣の一角をになった山本昌氏の名が挙げられた。山本昌氏は同年、49歳で最年長登板、最年長勝利記録を更新した。
 

【第32回・2015年】

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年間大賞「トリプルスリー」
 
セ・パ両リーグの優勝チームの中で、とりわけ存在感を放ったのが、山田哲人内野手(ヤクルト)と柳田悠岐外野手(ソフトバンク)だった。2人は、高いレベルでスピードとパワーを兼ね備え、「3割30本30盗塁(通称トリプルスリー)」を達成。1シーズンで2人が達成したのは65年ぶり2度目の出来事だった。
 

【第33回・2016年】

年間大賞「神ってる」
 
25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島東洋カープ。6月のオリックス戦で期待の新星・鈴木誠也外野手が2試合連続の決勝弾を放った。その試合後、緒方孝市監督が「神懸かってる」を若者風に言い換え「神ってる」とし、鈴木の活躍を称えた。
 

 

【第36回・2019年】

選考委員特別賞「後悔などあろうはずがありません」
 
3月21日、イチロー氏が選手を引退した。深夜83分間にわたって行われた引退会見は、多くの人の心をうった。「後悔はあるか」という問いに対しては、「今日の球場でのあの出来事・・・あんなものを見せられたら後悔などあろうはずがありません」と答え、次のステージへ進む意思を示した。

【第38回・2021年】

年間大賞「リアル二刀流/ショータイム」
 
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、日本人ではイチロー氏以来となるアメリカン・リーグのMVPを受賞した。打ってはホームラン46本、投げては9勝を挙げ、満票での受賞となった。メジャーでの「リアル二刀流」元年となったこの年。そして、2022年は「2桁本塁打、2桁勝利」や「投打規定クリア」など、さらなる歩みを進めている。
 
 

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