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メタリックな質感がたまらない!昆虫から魚まで K SUZUKIさんの機械生物

おたくま経済新聞

 硬質な感じがする昆虫に対し、水の中を柔らかく泳ぐ魚は質感が正反対。慣れないこともあり、結構造形には苦戦したそうで、特にヒレは動きや表情をつけるのに大変だったのだとか。

 「思ってた形と違う形で固まってしまったり、表面処理を行ったことで溝が消えてしまい彫り直したりといろいろあり、とても勉強になりました」

 また、今回は今まで使っていた紙粘土ではなく、石粉粘土を使ってみたとのこと。それぞれ特性の違いがありますが、今後は石粉粘土を使っていきたいという気持ちもあり、新しい素材にチャレンジしたのだとか。

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 彩色は水彩のアクリル絵の具を使い、実物のピラルクと同じように頭から前半部分は黒に近いグレー、尾にいくに従い赤のグラデーションとなっている色合いをベースにしています。ここにゴールドを重ねていき、ツヤを抑えた真鍮のような質感を生み出しました。

 背中にあるドラム型の機械は動力炉でしょうか。頭の下と下半身から伸びる排気管のようなパーツは、ウォータージェット推進のノズルのようにも見えます。水の中深く、滑らかに進んでいく姿が想像できますね。

 新たな作風も身につけ、作品世界を広げているSUZUKIさん。「今までは実在する生物に忠実な作品を作っていましたが、これからは想像力を広げて空想の生き物をモチーフに、自分しか作れない作品を残していきたいです」と、今後についても語っています。

 SUZUKIさんの作品はTwitterやInstagram(by_m028)、YouTubeチャンネルで見られるほか、2023年1月7日~20日には、横浜AAA Galleryにて開催される「新春神業展」にも出品予定。間近で作品を見られるチャンスです。

<記事化協力>
K SUZUKIさん(@ mitsuo_j28)

(咲村珠樹)

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