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新天地で大ブレイク! トレード移籍先で才能開花させた5人。千載一遇のチャンスを掴んだ選手たち

ベースボールチャンネル

投打:右投左打
身長/体重:180cm/104kg
生年月日:1989年9月18日
ドラフト:2007年高校生ドラフト4巡目
 
 東北楽天ゴールデンイーグルスから広島東洋カープに移籍して花開いた選手が、力強い直球を武器にする菊池保則だ。
 
 菊池は、2007年の高校生ドラフト4巡目でイーグルスに入団。3年目の2010年にはプロ初登板で見事に初勝利を挙げた。長らく先発陣の一角として期待され、2015年は18試合登板(17先発)で4勝、防御率3.76をマーク。しかし、その後は先発・中継ぎの両方で目立った成績を残せず、2018年オフに福井優也とのトレードでカープに移籍した。
 
 移籍によって「開き直れた」と語った菊池は、移籍初年度からリリーフとして躍進。キャリアハイの58試合登板、防御率2.80とフル回転し、同年から3年連続30試合登板を果たすなどブルペン陣に欠かせない存在となった。
 

 
 しかし、2022年は8試合の登板にとどまると、オフに戦力外通告を受けた。12球団合同トライアウトを受験するなど現役続行に意欲を見せているが、現時点で獲得球団は現れていない。

エドウィン・エスコバー

投打:左投左打
身長/体重:188cm/102kg
生年月日:1992年4月22日
 
 今や横浜DeNAベイスターズに欠かせない存在となったエドウィン・エスコバーも、トレードで活躍の幅を広げた1人だ。
 
 2017年に北海道日本ハムファイターズに加入したものの、外国人枠の問題で一、二軍を行き来していたエスコバー。登板機会が限られていたことを受け、入団から3ヶ月あまりでベイスターズにトレード移籍した。移籍後は160キロに迫る剛速球を活かし、リリーフ陣の中心として君臨している。
 
 特に目覚ましい成績を残したのは2019年、シーズンの半分以上となる74試合に登板し、38ホールドポイント(5勝33ホールド)、防御率2.51をマーク。好打者たちがエスコバーの直球に振り遅れ、あるいは手が出ず三振を喫する場面が数多く見られた。また、毎年50試合以上に登板するタフネスさも特徴で、山崎康晃から教わった「オトコハダマッテナゲルダケ」 という言葉を大切にしているという。
 

 
 2021年シーズンには、NPBの左腕最速記録となる163キロも計測。2022年も70試合登板でキャリアハイの38ホールドポイント(4勝34ホールド)、防御率2.42という成績を残した。その投球だけでなく、真摯に野球に取り組む姿勢も評価されており、今後もベイスターズを支えていく存在といえるだろう。

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