現地時間11月20日にFIFAワールドカップ カタール2022の開幕戦、カタール代表対エクアドル代表戦がアル・ベイト・スタジアムで行われた。4年に1度のサッカーの祭典の開催を告げたこの試合では、エクアドル代表FWエネル・バレンシアが高難易度のゴールを決めた。
1点をリードで迎えた31分、ペナルティーエリア右に流れたモイセス・カイセドが右サイドを上がってきたアンヘロ・プレシアードへパスを送ると、相手DFに寄せられながらアーリークロスを上げる。このクロスに飛び込んだミチャエル・エストラーダは触れなかったが、ペナルティーエリア中央でフリーになっていたバレンシアが強烈なヘディングシュートを突き刺した。
バレンシアはエストラーダの後ろにいたためボールが見えづらかったはずだ。だが、頭を下げた難しい体勢で完璧に合わせてみせた。
このゴールでエクアドル代表は前半の内に2点をリード。後半はキャプテンが決めた2点を守り切り、2-0でカタールW杯開幕戦に勝利した。