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一番は95kgのプロレスラー 体重じゃない「お姫様抱っこ」のしやすさとは?

おたくま経済新聞

 プロレスの世界ではよく言われることですが、投げ技を受ける時はもがいてこらえるより、自分から「投げられる」ようにすれば受け身も取りやすく、投げる側も自分も怪我をしにくいのだそう。ひょっとしたら、このプロレスならではの体の使い方が、お姫様抱っこされる時も発揮されたのかもしれません。

■ 上手な「お姫様抱っこ」のコツ

 力が強くないと無理という気もするものの、実は「お姫様抱っこ」はする側とされる側、双方の協力によって大きな力を使わなくても可能になります。AKIHITOさんは、続くツイートで「上手なお姫様抱っこのされ方」についても、4つのポイントでレクチャーしています。

・片腕はマッチョの首にかけもう片方の手でその手をしっかり握る
・足は揃えて股関節と膝を曲げる
・体を極力マッチョにくっつけ身を預ける
・マッチョを信頼する

 ここでの「マッチョ」は、お姫様抱っこをする側、と読み替えて大丈夫。肩に手を回すことで腕への負担が減り、足は椅子に腰掛けるような感じで曲げて身を預けます。一番抱えづらいのは、体をピンと伸ばした姿勢なんだとか。

 「そうすると、負荷が分散されず腕(上腕二頭筋)へほとんど負荷がかかってしまうのでかなりキツくなります。マッチョでも腕だけの力だとそれほど長い時間キープすることが難しいです。また、重心が外側にいってしまうのも、バランスが取りづらくなります」

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 お姫様抱っこする側の方では、なるべくお互いの体を近づけ、腕力に頼らず抱え上げる人の腰が自分の重心と重なるような感じにすると、あまり重さを感じません。筆者も自分より10kg以上重い人を「お姫様抱っこ」した経験がありますが、こうすることで負担感も大きくなりませんでした。

 AKIHITOさんをはじめ「ALLOUT」の皆さんは、誰でも、どんな姿勢でも安全な範囲内で極力抱っこしてくれるとのこと。現状では130kgまではOKだそうですが、過去に一度だけ、断念してしまったことがあるといいます。

 「以前一度だけ150kgの力士の方はお断りしてしまったことがありましたので、また機会があればお姫様抱っこさせていただけるよう、筋トレと抱っこの鍛錬に励みたいと思います」

 一般の方も、これらのコツをマスターすれば、憧れの「お姫様抱っこ」が実現できるかもしれません。しかし無理は禁物。腰を痛めたり、倒れて怪我したりしないよう、無理そうな時には早々に諦めることが肝心です。

<記事化協力>
筋肉紳士集団「ALLOUT」AKIHITOさん(@AkihitoAll)

(咲村珠樹)

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