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インドネシアでの悲惨な事故、催涙ガス使用の警察官ら6名が起訴される

超ワールドサッカー

インドネシアのサッカースタジアムで起きた死亡事故を巡り、6名が刑事責任を問われることになるようだ。イギリス『BBC』が報じた。

事故は1日、インドネシア東ジャワ州マランのカンジュルハン・スタジアムで開催された、インドネシアのリーガ1のアレマFCvsペルセバヤ・スラバヤで発生した。

試合後に敗れたアレマのサポーターがスタンドからピッチに乱入。これを制御しようと警察が催涙ガスを使用。これにより、逃げようと多くの人が殺到し、踏みつけられた圧死などで131名が死亡したとされている。

パートナーシップ協定を締結しているJリーグも今週末の全試合で黙祷を実施することを発表するなど、世界中で痛ましい事故を偲んでいる中で新たな情報が入った。

インドネシアの警察トップは、警察官と主催者を含む6名が過失致死罪で起訴されたことを発表。最高で5年の刑が言い渡されることになるという。

この事件を受け、警察の対応が問題視。国際サッカー連盟(FIFA)では禁じられている催涙ガスを使用したことが問題となり、マランの地元警察の署長は解雇。9名の警察官は停職処分となったという。

今回起訴された6名のうち、3名は催涙ガスを使用した警察官、ホームクラブのアレマFCの組織委員会の委員長とクラブの警備員の1名だという。

警察官のうちの2名は、同僚に催涙ガスを使用することを命じたとのこと。もう1名はFIFAの規則で試合会場での催涙ガスの使用が禁じられていることを知りながら、止められなかったという。

今回の被害者には、死者の他に320人以上の負傷者がおり、3歳から17歳までの子供も含まれているという。




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