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美川憲一、ちあきなおみに挑戦状!「彼女ビビッてたみたい」/ガタガタ言わせろ!(1)

アサ芸Biz

 その上、監督に手放しで褒められたのよ。「さすが大映ニューフェイスだけあって、演技がお上手ですね。ヨタヨタしながら自転車を漕いでほしかったんです。僕の理想通りでした!」って。「災い転じて福となす」というところかしら。

 CMのオファーをいただくことができたのは、「オールスター爆笑ものまね紅白歌合戦!!」(1989年、フジテレビ系)の出演依頼をお断りしなかったから。

 出演するかお断りするかすごく迷ったのよ。当時はモノマネ芸人が歌っている最中に、本人がサプライズ登場するなんてありえなかった。つまり、私が第1号。

 出演は、直感で決めたわ。一発目だからインパクトが強いだろうし、元旦の番組に出演させていただくのは久しぶり。「ひょっとしたら(自分を取り巻く)世界が変わるかもしれない」と思って。審査員を務めていて、かわいがっていただいた故・淡谷のり子さんにも知らせず、驚かせるのも面白いなと思って。

 コロッケが歌っている時に私が登場する以外の決まり事はなし。司会者とはフリートークよ。事前に、媚びは売らずに毒を吐いてやろうとだけ決めて挑んだの。

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 だから、「モノマネされた感想は?」と聞かれた時も「いい迷惑よ」と答えて(笑)。

コロッケさんの衣装はいかがですか?」と質問されたら、「こんな安物は着ないわよ、私は」って、言ってやったの。憎まれ口をあえて叩いたのが、バカ受けして、芸能人生が激変したのよ。あの答えは、瞬時にひらめいた直感。私、勘が強いのよ。番組を観ていたプロデューサーから金鳥のCMのオファーをいただいた時は「来たのね! ついに来たわ! やってやるわよ!」と思ったもの。

美川憲一(みかわ・けんいち)歌手。1946年5月15日生まれ、長野県出身。1965年、「だけどだけどだけど」で歌手デビュー。10月1日・2日、よみうり大手町ホールにて「美川憲一ドラマチックシャンソン」を開催。

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