top_line

あなたの語彙力が試される!
無料ゲーム「ワードパズル」で遊ぼう

【B1シーズン展望】各クラブの戦力は均衡…7年目のBリーグを制するのはどこだ

バスケットボールキング

◆各クラブの戦力は均衡

 ここ数年の、選手やコーチたちの移籍がより流動的になったことで、強豪とそれ以外のチーム力の差は徐々に縮まっているのは間違いない。

 今夏、日本代表デビューを果たし力と自信をつけた河村勇輝、千葉Jでの2年を経て戻ってきた赤穂雷太ら勢いのある若手を抱える横浜ビー・コルセア―ズや、ベテランPG並里成を獲得した以外では主力に大きな選手移動がなかったという点で上積みが期待できる群馬クレインサンダーズなどは、CSの切符を狙える位置にさしかかっているように感じる。秋田ノーザンハピネッツや信州ブレイブウォリアーズなども、強敵を封じ込めることができる無骨かつ強度の高いディフェンス力で、躍進を果たす可能性を秘める。

 群馬や広島などのようにB2からの昇格後、早い段階から高い力量を見せるチームもいる。その意味ではファイティングイーグルス名古屋や仙台89ERSがどこまで戦えるのかも、見ものだ。

 他方、河村もそうだがこの夏、トム・ホーバスHC指揮下の日本代表活動でポテンシャルを開花させた吉井裕鷹(A東京)や井上宗一郎(SR渋谷)らが、これまでなかった出場時間をどれだけ伸ばしてくるかも興味深い。代表候補として合宿に招集されている川真田紘也(滋賀レイクス)も、同様だ。彼らのような、実力を秘めながら外国籍選手の控えとして出番が少なく、ゆえに無名だった若手が代表活動で得た技術と自信をコート上で披露できるか、注視したい。

広告の後にも続きます

 文=永塚和志

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(スポーツ)

ジャンル