
タクシーから降り、打ち上げ会場を目指すオダギリ(左)と、『オリバーな犬』主演の池松
「セクハラ報道後は、現場も共演者も動揺を隠せませんでした。初回放送が迫っていて、ただでさえスケジュールがタイトななかで、劇中の重要な役柄を演じる“悪役”が降板ですから。現場は殺伐とした雰囲気でした」(TBS関係者)
降って湧いた「週刊新潮」での香川照之(56)の銀座ホステスへの性加害報道。出演CMの多くが放送取りやめになるなか、冒頭の関係者が話すように、日曜劇場『アトムの童』(TBS系)からの香川降板が9月8日に発表された。
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10月スタートにもかかわらず、突如メインキャストを失った日曜劇場の制作陣が白羽の矢を立てたのは、オダギリジョー(46)だった。
「オダギリさんは2006年公開の映画『ゆれる』で香川さんと共演した、プライベートでも親しい仲。『香川さんに恩返ししたい』という思いによる“男気登板”ですよ」(芸能記者)