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【B1注目新人選手5選】今季も激化する新人王争い…日本代表を筆頭に大器が揃う

バスケットボールキング

◆岡田泰希(仙台89ERS)

 176センチ70キロのコンボガードで、2021-22シーズンの12月に仙台と特別指定選手契約を締結した。関東大学リーグ2部で3ポイント王を2度獲得しているシューターだが、明星大学で1on1のスキルを磨き、ハンドラーとしての能力も高い。

 ガードに負傷者が相次いでいたチーム状況もあり、昨シーズンは合流直後から主力級のプレータイムを与えられ、レギュラーシーズンの平均出場時間は17分53秒。3ポイントシュートの成功率は33.3パーセントと及第点で、平均得点も「7.8」を記録している。プレーオフは出場時間を1試合平均20.2分と伸ばし、クォーターファイナルからファイナルまですべて第3戦までもつれ込んだ激闘を経験した。9試合中8試合でスタートに起用され、セミファイナル進出を決めた福島ファイヤーボンズとの第3戦は16得点の大活躍を見せた。プレシーズンから仙台に合流できる今シーズンは、いよいよ大学では経験できなかった「1部」のコートに立つ。

◆八村阿蓮(群馬クレインサンダーズ)

 水野宏太新ヘッドコーチのもとで飛躍を目指すチームの中で、プレシーズンはスモールフォワードとしてプレータイムを得ていた。198センチ102キロの体格でパワーとクイックネスを兼ね備えるのが彼の強み。ビッグマンからガードまで、コート上のほぼすべてにマッチアップできる守備力は「スイッチ」の選択肢を増やし、ディフェンスの穴を減らすことにつながる。

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 攻撃面はシューターとして3ポイントをどれだけ確実に決められるかが課題。並里成、トレイ・ジョーンズといった優れたハンドラーがおり「オープンな状況」は確実に生まれるチームだけに、阿蓮のシュート力が群馬浮上のポイントにもなる。偉大な兄・塁については今さら紹介するまでもないが、世田谷区立梅丘中学校の同級生・井上宗一郎が代表でブレイク中。明成高校、東海大学で示したポテンシャルの開花を期待したい。

◆井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)

 世田谷区立梅丘中、福岡大学附属大濠高校、筑波大学と名門校で技を磨いてきた201センチ105キロのパワーフォワード。大学4年のシーズンを終えて昨シーズン途中に加入したSR渋谷ではほとんどプレータイムを得られず苦しんだが、日本代表で先にブレイクを見せた。6月のディベロップメントキャンプに招集された時点ではトム・ホーバスHCに「あなたを知らない」と告げられる立場だったが、待ち望んでいたストレッチ4の適任者として評価され、主力として起用され続けている。

 強みは3ポイントシュートで、加えて「身体を張る」「走る」と言ったハードワークも忠実に遂行できる。SR渋谷では伊佐勉HCのオールコートのプレッシャーディフェンスへの適応が必要だが、ほかの外国籍選手と違う強みを持つ彼の存在は間違いなく貴重。昨シーズンはチャンピオンシップ出場を惜しくも逃したSR渋谷だが、復活したライアン・ケリーとともに「バージョンアップ」となる要素だ。

◆大倉颯太(千葉ジェッツ)

 高いバスケIQ、得点力に加えて、ダンクを決める身体能力も併せ持つ185センチのコンボガード。強気な姿勢、リーダーシップや“プレーの華”も彼の魅力だ。東海大1年次は同じポジションに主将・寺嶋良(現広島ドラゴンフライズ)がいる中でポイントガードとして主力級のプレータイムを与えられ、秋季リーグ戦とインカレの制覇に貢献した。2年次には千葉Jの特別指定選手となり、B1デビューも飾った。

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