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【B1クラブ展望/宇都宮】新章を迎える王者、佐々HCはいかにして新戦力を融合させるか

バスケットボールキング

【B1クラブ展望/宇都宮】新章を迎える王者、佐々HCはいかにして新戦力を融合させるか

 2連覇への挑戦権を手に入れた宇都宮ブレックス。今シーズンもロスターは継続路線を選択したが、5年ぶり2度目のリーグ制覇へ導いた安齋竜三ヘッドコーチが退任。選手時代を含めると2007年からクラブに携わってきた“レジェンド”とも呼べる存在が去り、宇都宮の歴史は新章へ突入する。

 その舵取り役に任命されたのは、アシスタントコーチを務めていた佐々宜央氏。『BREX MENTALITY』というアイデンティティーを継承していくなかでも、新指揮官がどんな変化をもたらすのか注目だ。

 シーズン序盤のスターターは鵤誠司、遠藤祐亮、比江島慎、アイザック・フォトゥ、ジョシュ・スコットと予想する。優勝を経験した5名ではあるが、佐々HCは「新しい選手だけでなく、今までいた選手たちも多少役割が変わっている部分がある」と明かしており、各選手はプラスアルファの働きが求められるだろう。

 最終的に頂点に立ったものの、レギュラーシーズンは東地区4位だった。チャンピオンシップで活躍したチェイス・フィーラー、キレのある突破力でチームを活性化させたテーブス海が抜けた穴も決して小さくない。『Go Higher』と掲げたスローガンのもとで「さらに進化し、成長していく」には、やはり新戦力の活躍も必須だ。笠井康平には流れを変えるハッスルプレー、201センチのヤンジェミンには泥臭いリバウンドでもチームを助けてほしい。

 新加入選手で最も期待を寄せられているのは、ジュリアン・マブンガで間違いないだろう。佐々HCは現時点でどのような起用法になるかは定めていないようだが、「孤立させないことが僕らのバスケット。いかにジュリアンとイメージの共有ができるか」とポイントに挙げる。その一方で、比江島のように個で状況を打開できることもマブンガの強み。チーム浮沈の大きなカギを握るオールラウンダーは、宇都宮に新たなタイトルをもたらすことができるか。

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◆■KEY PLAYER/SF #11 荒谷裕秀

 今シーズン大きな伸び代を感じさせるのは、在籍3シーズン目を迎える荒谷裕秀だ。昨シーズンは中盤戦から一定のプレータイムを勝ち取ると、CSでも価値ある3ポイントシュートを決めるなど大舞台でも持ち味の得点力を発揮した。

 宇都宮は今シーズン、東アジアスーパーリーグへの参戦により過密日程を強いられる。これまで以上に高いチーム力が必要となるなかで、23歳のサウスポーに期待するのはディフェンスよりもオフェンス面だ。時にはセルフィッシュになるほどの積極性を持ち、得点源の1人として躍動する姿を見せてほしい。

 文=小沼克年

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