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MVPは大谷かジャッジか……元MLB通訳が裏読みする「史上初のW規定達成」vs.「米国民の抱く特別なストーリー性」

SmartFLASH

チームは低迷するが、2022年シーズンも異次元の活躍を見せるエンゼルスの大谷翔平

 

 MLBアメリカンリーグ(AL)のMVPは、エンゼルスの大谷翔平選手(28)か、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手か(30)、大きな話題になっている。今回、元メジャーリーグ通訳の小島一貴氏が、熾烈なMVP争いの舞台裏を解説する。

 

 現地アメリカのスポーツトーク番組で激論が交わされる様子が、日本のメディアでも紹介されていた。両者をMVPにできないものかとも思ってしまうが、全米の記者30名が、それぞれ10位まで記入した合計ポイントで決まる以上、同点はまず、ないだろう。

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 現時点では仮定の話だが、大谷選手がいわゆるW規定(規定投球回数と規定打席数)を達成し、ジャッジ選手が三冠王と62本塁打以上を達成した場合、投票する記者も相当、悩むだろうし、投票結果が出るまでは議論は尽きないだろう。

 

 ただ、大谷選手がW規定達成となると、あのベーブ・ルース選手ですら成し遂げられなかった史上初の快挙となる。一方で、三冠王は2012年のミゲル・カブレラ選手をはじめ過去17回達成されており、62本塁打もALでは新記録だが、MLB全体では歴代7位の記録。日本のファンからすれば、「史上初」のほうが価値があるのではないかと思えるだろうが、事情はやや複雑だ。

 

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