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激動の香港に生まれた新時代映画「少年たちの時代革命」「理大囲城」が連続公開

キネマ旬報WEB

香港民主化デモの封じ込めで言論と表現の自由が一段と狭まる中、香港で上映禁止措置に遭いながらも、海外映画祭では次々と注目を浴びている昨今の香港映画。そうした新時代の幕開けを告げる2作、「少年たちの時代革命」と「理大囲城」が12月よりポレポレ東中野ほかで全国順次公開される。メインビジュアルと監督コメントが到着した。

 

 

「少年たちの時代革命」は、新人のレックス・レン監督とラム・サム監督が低予算&ノースターで極秘裏に制作し、台湾アカデミー賞で話題を呼んだ青春群像劇。今の香港を生きる若者たちを、レックス監督が師事したフルーツ・チャン監督の「メイド・イン・ホンコン」を彷彿させる疾走感とともに描く。

「理大囲城」は、名門の香港理工大学が警察に包囲されて要塞と化した緊迫の13日間を、匿名の監督〈香港ドキュメンタリー映画工作者〉たちが、出演者の顔にモザイクを施して描き出した籠城戦の記録。香港で上映禁止となり、山形国際ドキュメンタリー映画祭で大賞を受賞した。

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監督コメントは以下。

「少年たちの時代革命」監督:レックス・レン(任俠)
「少年たちの時代革命」の上映が世界一周して、やっと谷崎潤一郎の『少年』と大島渚の「少年」の国、日本にたどり着いた。なぜ「少年」が絶えず、どんな時代でも創作の原動力になり得るのか?香港からやって来た「少年」が、大きな人生の波を乗り越えても少年の心を持ち続けるあなたに、2019年の香港のエネルギーを届けてくれるだろう。たとえ結果が出なくても、私たちは諦めない。

「少年たちの時代革命」監督:ラム・サム(林森)
映画「少年たちの時代革命」を発表してからおよそ1年経った。今でも香港では上映禁止だが、台湾、ヨーロッパ、オーストラリアなどで上映されてきた。そして今回、日本で劇場公開が決まったことは、この映画に関わってきたチーム、いまなお悲観的な状況に置かれている香港人にとって、大きな励みになるに違いない。2019年に民主化デモが始まってから、日本人はいつも香港に関心を寄せてくれた。3年後の今日、「少年たちの時代革命」の劇場公開によって、再び日本、さらに世界中の自由を愛する人々と繋がり、力を分かち合うことができたら幸いです。ありがとうございます!

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