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応募者殺到!「シャトレーゼ」スイーツ尽くしツアーに密着:ガイアの夜明け

テレ東プラス

9月16日(金)に放送された「ガイアの夜明け」(毎週金曜夜10時)のテーマは「いまこそスイーツのチカラ!~シャトレーゼと街の名店~」。
コロナ禍でも成長を続ける菓子メーカー「シャトレーゼ」、将来の夢をケーキに描く「菓匠Shimizu」の”夢ケーキ”づくり…”スイーツのチカラ”で、さまざまな課題の解決に挑む姿を「ガイア」のカメラが追った。

「シャトレーゼ」地元山梨のホテルを商品の魅力発信の拠点に!


山梨県・甲府市に本社を構える「シャトレーゼ」。その始まりは、1954年に開いたわずか4坪の和菓子店「甘太郎」だった。


その後、アイスや洋菓子に参入し、名前を「シャトレーゼ」に変更。郊外に出店すると大成功し、今や国内に約850店舗を展開。売り上げは1100億円と業界トップに成長した。


「シャトレーゼ」を一代で築き上げたのが、齊藤寛会長(88歳)。成功のきっかけは常識破りの戦略で、「スーパーに卸す値段で販売しようと、4個、6個詰めの袋入りを作って家庭向けに売った。主婦に狙いを定めた」と話す。その戦略は見事に当たり、袋詰めアイスは大ヒット。


最近では、都市部にも進出。その先駆けとなったのが「YATSUDOKI」だ。売りは、手作り、出来たてにこだわった本格的なスイーツ。さらに、2021年、ナボナで知られる「亀屋万年堂」を買収。さまざまな企業を傘下に収め、拡大戦略に力を入れている。


東京郊外にある、改装したばかりの「シャトレーゼ」の店舗。「山梨県産ピオーネのレアチーズタルト(ホール2592円)」「山梨県産シャインマスカットのレアチーズタルト」(ホール2808円)、店内の工房で焼き上げた「焼き立て工房 YATSUDOKIプレミアムアップルパイ」(1個399円)が並ぶ。

いま人気なのは和菓子で、特に売れているのが「北海道産バターどらやき」(1個129円)。あんこは南アルプスの白州名水を使って炊き上げている。陳列の一角には、「値上げしないことへの挑戦 お客様の安心のため価格維持に挑戦しております」というメッセージが。


6月。「シャトレーゼ」のさまざまな部門の社員が集まり、会議が開かれた。販売企画部 部長の望月裕太さん(45歳)は「新しいお客様は増えているが、離脱していくお客様も多くいらっしゃる」と報告。望月さんはその状況を変えたいと、前代未聞のプロジェクトを仕掛けようとしていた。


舞台となるのは、「シャトレーゼ」の本拠地・山梨県。「シャトレーゼ」グループが経営する「シャトレーゼホテル にらさきの森」は、深い森に囲まれ、大自然が満喫できる絶好のロケーションだ。


「シャトレーゼ」は、北海道や長野県などでもホテルを展開しているが、ここは大手企業の研修施設を買い取り、今年の夏にオープンしたばかり。自慢は山々を一望できる絶景で、天気がよければ、雄大な富士山が拝める。さらに、地域の伝統文化ともコラボし、地元を盛り上げる取り組みも。

このホテルを舞台に仕掛けるのが、「シャトレーゼ」の魅力を存分に味わってもらう1泊2日、スイーツ尽くしのツアーだ。ツアーには、お客さんの生の声を聞き出そうという狙いがあり、望月さんたちは、その声を生かした新商品の開発を考えていた。

担当するのは、「北海道産バターどらやき」の開発にも携わった商品開発部 部長の保坂充俊さん(40歳)。保坂さんはツアーに向け、新作スイーツの開発に取り組んでいた。
こだわりは、小麦粉ではなく玄米粉を使うこと。ビタミンやミネラルを豊富に含む材料を使うことで、健康志向のお客さんにアピールするのが狙いだ。消費が減っている米は、玄米粉を使えば米余りの解消にもつながる。

もう一つのこだわりは、卵白を使うこと。「スイーツを作ると、カスタードクリームやプリンなど、卵黄を多く使う。卵白が余ってしまう」と保坂さん。材料を無駄なく使いたい…新たな挑戦だ。


もちろん味にも徹底的にこだわる。保坂さんの前には、あきたこまちやコシヒカリなど、玄米粉を使った5つの生地が並ぶ。「粉の粘り気が全然違うので、粉の違いは、仕込みの段階ですごく見られたかな」。
保坂さんが作っていたのはシフォンケーキ。これをツアーに持ち込み、ある試みをしようと考えていた。

7月23日、いよいよスイーツ尽くしツアーが始まった。倍率はおよそ10倍で、ラッキーな参加者は24人。スイーツを通じて山梨の魅力を知ってもらうこともツアーの狙いだ。気になるツアーの全貌とは?



「菓匠Shimizu」3万人の絆を生んだ「夢ケーキ」とは?

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長野・伊那市にある「菓匠Shimizu」。お店に入り、目に飛び込んでくるのは色とりどりの生ケーキ、季節のスイーツも人気だ。
お客を惹きつけてやまない理由は、こだわり抜いた素材から生まれるおいしさ。フルーツのほとんどが地元・長野県産で、スポンジに使う牛乳と卵も全て地元・伊那産。
お店を率いるのは、社長兼オーナーパティシエの清水慎一さん(47歳)で、単身フランスに渡り、世界屈指の名店で修行を積んできた凄腕だ。


8月8日は、子どもたちがケーキの上に”将来の夢”を描くイベントの日。「菓匠Shimizu」が1年で最も大切にしている日だ。


使うのは、マジパンと呼ばれるアーモンドの練り菓子で、もちろん食べられる。
ケーキの上に”バスの運転士さん”や”フルーツジュース屋さん”など、思い思いの夢を描く子どもたち。この「夢ケーキ」は2006年から続く伊那の名物イベントで、清水さんの忘れられない体験がきっかけで生まれた。

「親が子どもを殺したり、子どもが親を殺したり、悲惨な事件がすごく報道された時期だった。伊那でも同じような事件があったと報道されて、そのニュースを見た時、事件が起きてしまった家族は、きっとうちのお店に来てくれたことがあるんじゃないかなと。俺たちは何のためにお菓子を作ってるのか? 何のためにパティシエになったのか?」と、清水さんは話す。


相次ぐ親子間の傷害事件の中で、もっと”家族だんらん”があれば状況を変えられるかもしれない…。そんな思いから始まった”夢ケーキ”だが、これまでの参加人数は約3万人で、実際に夢を叶えつつある子もいるという。

清水さんの子どもの頃の夢は、パティシエではなく高校野球の監督で、高校時代は甲子園を目指し、野球の練習に明け暮れていた。しかし、長男だった清水さんは家業の菓子店を継ぐことを決意。3代目として売り上げを3倍に伸ばした。

さらに、2015年から大人向けの”夢ケーキ”を始めると、「NTTコミュニケーションズ」や「マツダ」の関連会社など、全国の企業や団体からオファーが舞い込み、社員同士の新しいコミュニケーションが生まれると評判に。

そこで今回、東京・大田区にある古紙回収業「こんの」から依頼が。営業課長の髙橋雅之さんは、部下とのコミュニケーションに悩みを抱えていた。果たして、清水さんの”夢ケーキ”は、救世主となるのか。


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