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ディカプリオ映画『ザ・ビーチ』で原状回復命令…無人島の楽園に1日6000人が訪れゴミが山積みに

SmartFLASH

 ところが、1998年に撮影許可を得ると、ビーチを広く見せるためにヤシの木を60本植え、重機を投入し、砂丘の植物を引き抜くなど、大規模に自然を破壊したとして物議を醸したのです」(映画評論家)

 

 ロケ地となったマヤ湾は、無人島だったこともあり、それまでほとんど知られていない場所だった。

 

「『ザ・ビーチ』が世界的ヒットとなったことで、日帰りを含め、1日最大6000人、累計で数百万人が訪れ、年間15億円以上の収益を生み出す観光スポットになったと、イギリスの新聞『ガーディアン』が報じています。

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 その結果、観光客が捨てたゴミが山積みとなり、生態系が破壊されたことで、地元当局は2018年6月からマヤ湾の閉鎖に踏み切りました。

 

 コロナ禍を経て、2022年1月から1時間あたり最大375人に入場制限して部分的に開放されましたが、再び閉鎖。2022年10月1日に再開放される予定でしたが、今回の判決で先行きが不透明になりました」(同)

 

 映画では、楽園に人が押し寄せ、存続がままならなくなることへの危惧も描かれていた。撮影だけでなく、映画の大ヒットでも生じた自然破壊。今回の判決は画期的だが、なんとも皮肉な結果となってしまった。

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