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THE RAMPAGE 7人の「ハイロー」主題歌秘話!「エネルギーが1本の槍に」「高所恐怖症なのに」

女性自身

 

――レコーディングのときに意識したところは?

 

川村:’19年に公開された前作『HiGH&LOW THE WORST』の主題歌『SWAG&PRIDE』と比較しないということを意識しました。というのは最初、『THE POWER』を聴いたとき、『SWAG&PRIDE』ほどの勢いやインパクトを感じられなかったんです。でも、歌詞がついて全体像がはっきりしてからは、メッセージ性が強く、タイトルどおり秘めたパワーのある曲だなあと思って。そこをきちんと表現できたらいいなと思いながら歌いました。

 

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RIKU:僕は、力みすぎないことを意識しました。先ほども言ったように、研ぎ澄まされたような曲なので、強引さはあまり出さないように、リラックスして歌いました。また、映画の主題歌で、(川村)壱馬が演じる楓士雄と(吉野)北人が演じる司がプライドを持って闘いに向かうシーンで流れるということを想定し、その情景がまだ映画を見ていない人にも想像がつくような楽曲にしたいと思いながら歌いました。

 

――前作の『SWAG&PRIDE』同様、映画に出演したメンバーが振付けを考えたんですよね?

 

藤原:僕が1サビと3サビから楽曲の終わり部分を振付けました。まず、映画の主題歌ということで、攻撃的でパワフルな大振りを作ろうと、随所にアクションの動きなどを取り入れました。とにかく、今までで一番みんなが疲れる振付けにしたら、そのぶんパワーも半端ないんじゃないかと思って、いろいろ詰め込んだ感じです(笑)。

 

鈴木:その疲れる1サビと、陣さんが振り付けした2サビが好きですね。

 

陣:ドMやないか!(笑)

 

鈴木:どちらのサビも力強い振付けだし、やっぱり勢いが伝わるのはサビかなと思って(笑)。THE RAMPAGEらしさと映画の世界観を交えた部分でもあり、メッセージが一番わかりやすい振付けになっていると思います。

 

龍:HiGH&LOWの主題歌なので、『THE POWER』のミュージックビデオも上と下をテーマに構成されているんですよ。ミュージックビデオも歌詞にリンクするように作られていますし、そのテーマ感を曲に盛り込んだのはこの曲が初めてだと思います。

 

長谷川:龍が言うように、上と下の表現というのは、振付けを考えるときものすごく意識しました。チームをAとBの2つに分けて、Aが立って踊る振付けが多かったら、Bは下にしゃがむような振付けをするとか、どこを切ってもHiGH&LOWの世界観を表現しています。

 

 

――ミュージックビデオ撮影の思い出は?

 

龍:とにかく暑かった。僕は1サビから3サビまで全部一番後ろで……。撮影が終わった人からどんどん抜けていくのですが、最後まで残っていなきゃいけない。岩盤浴みたいにじんわりと汗が出て、体感としては65℃くらいあったと思う(笑)。

 

鈴木:しかも、高所恐怖症なのに、階段の一番高いところに立たされて(笑)

 

龍:途中で、(藤原)樹さんや(岩谷)翔吾さんに相談したら、「俺も高いところダメなんだ」って。ほかに替わってもらえる人もいないし、もう仕方ないので頑張ります! って感じでした。過去イチでハードな思いをしたと思います(笑)。

 

川村:僕が立っていた2段目すら高かった。「もし落ちたら?」って思うと、自然に動きが制限されちゃうというか。

 

陣:しかも、壱馬の立っていたところはスペースも狭くて。僕もサビで同じところに立ったんですけど、大変やったな、あれ。カメラが寄ってきたらそれを見なきゃいけないし。

 

RIKU:陣くんの股の間をドローンが通過するのもあったじゃない(笑)

 

陣:あれは本当ビックリした。ドローンが飛んでくるなんて事前に聞かされてなかったんですよ。サビの最後で足を閉じるところがあるんですけど、その閉じる手前で蜂みたいのが飛んできて、思わず、トイレを我慢する人みたいなポーズになりましたね(笑)。そこの映像はしっかり使われています!

 

鈴木:撮影の合間に、楽屋の下にあったお寿司屋さんに行って、陣さんに奢ってもらいましたよね、回転しないところ。

 

陣:最初、4~5人くらいだったから奢ってもいいかと思っていたら、後から昂秀と(神谷)健太とかがやってきて。8人なったから割り勘にしようっていうのも変やから、と思って払ったんです。美味しかったよね。

 

鈴木:実は、陣さんが寿司屋さんにみんなと行ったというのを聞いて、奢ってもらえることを期待して店に入ったんですよ。

 

陣:最悪!

 

壱馬:陣さんはゴチること多いですよね。絶対と言っていいくらい奢ってくれる。

 

RIKU:そんなこと言われると、次も奢らざるを得なくなるよ(笑)

 

――川村さんは3年前に公開された前作から引き続き、主人公の花岡楓士雄を演じましたが、どのような準備を?

 

川村:体をもう少し、ぷくっとさせたほうが楓士雄らしいかなあと思ったので、結構、がっつり食べて、鍛えて、調整しました。

 

――本作から登場する中本悠太(NCT 127)さん、三山凌輝(BE:FIRST)さんの印象は?

 

川村:ユウタくんは芝居初挑戦ということでしたが、最初のアクション練習で顔合わせしたときから、目が違うなと感じました。集中力もすごかったし、この作品への思いの強さをひしひしと感じて。クライマックスでは、敵対する者同士でありますけど、いい意味でお互いに心を通わせながらやれたと思います。またRYOKIは、めっちゃしゃべってくるんですよ(笑)。超ムードメーカーで、現場の雰囲気を明るくしてくれました。

 

 

――芝マン役の龍さんと辻役の鈴木さん、続投組はいかがでしたか?

 

鈴木:僕たちの今回の役割は、焼きそばを食べて、陣さんたちにやられて、また焼きそばを食って終了、みたいな感じでした(笑)。思い出としては、辻と芝マンが初めて、立ち向かう敵に対して熱い思いで挑むシーンがあって、そこのシーンはとても印象深いですね。手がかじかむような寒さのなか、陣さんに殴られるシーンを15回くらい撮ったんですけど、そのシーンが本編でまったく使われてないです!(笑)

 

龍:傷だらけになって倒れるシーンも映ってなかったよね? HiGH&LOWに最初に出たのが16歳だったので、僕ももう引き際なのかなあ、と(笑)。重鎮ぶっているところがあったので(笑)

 

――陣さんは、“武闘の三大神”の一人、風神という役。初めてお芝居に挑戦した感想は?

 

陣:まずは、ビジュアルからやなと思って、原作キャラにめちゃ寄せていったんです。実際、撮影に入ってからも、気合いが入っているほうが風神らしいと思って、声を張ったり、叫んだり、という感じで。監督から、「ケンカするにも理由が絶対あるから、それを自分なりの正義に変換するように」とアドバイスを受けたので、中途半端な男にはならないように意識して取り組みました。

 

鈴木:陣さん、とにかく勢いがすごかったし、雷神もいかつくて(笑)。というか、2人ともやり方がずるいんですよ。攻めてくるにしても2人でくればいいのに、何十人? 100人くらい連れてきて。監督から、「辻と芝マンを弱く見せたくない」と言われましたけど、その人数じゃ無理でしょう(笑)

 

龍:100対2じゃ勝てませんよ!

 

陣:僕らは僕らで、弱い感じはダメだって監督から言われたんですよ。大勢の取り巻きがおって、そんだけの人の前におるわけだから、自分なりの覇気みたいなものを意識してやらなきゃダメだ、と。その結果、辻芝をボコボコにしました(笑)

 

――藤原さんと長谷川さんは、陣さんたちと共闘を組む役でした。どんなふうに役づくりをしましたか?

 

藤原:僕は、どんな手を使っても勝てばいいという、武器を使ってケンカをするセコい奴なんです(笑)。

 

鈴木&龍:こちらもずるいです。

 

陣:非道な役が似合うよなあ(笑)

 

藤原:クレイジーな奴ですけど、演じていて楽しかったですね。役づくりは、とにかくずっとニヤついる感じ。口角を上げ続けていたら、途中からこれが真顔になってしまいました(笑)

 

長谷川:僕はキレ者という設定だったので、武闘派の風神や雷神とのいい意味での温度差みたいなところを意識しました。陣さんたちが一目散に走り出すときでも微動だにしない。冷静沈着に物事を判断する頭脳派という部分をきちんと見せようと思いました。初めてHiGH&LOWの現場を経験させていただきましたが、想像していたよりも緊張感がありましたね。監督が「ハイローだからもっと!」ってゲキを飛ばすことも多々あって。ここまでしないと、作品の世界観は出ないんだと思い知りました。

 

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