土田さん曰く、今田さんと東野さんはすごく早かったそうですが、単純に自分に技量がなかっただけだと気づいて「この5年間で成長できてる」と自信を持てるようになったといいます。
土田晃之が感じる芸能界の変化
今年で芸歴30年を迎えた土田さん。
若林さんから「(長年やってると)時代が変わったなと感じます?」という問いかけには、自身の経験も踏まえながら芸能界の変化について語りました。
「ボキャブラ天国」(フジテレビ系列)の時代は審査員がめちゃくちゃ毒吐いていて「お前らはつまらない」などと貶すことで観客から笑いが起こっていたが、「爆笑レッドカーペット」の頃には、褒めながら貶すに形に変化したと分析。
オードリーの2人もこの意見に「確かに!」と賛同しました。
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土田さんの発言から若林さんは自分たちの学生時代のエピソードを思い出し、部活の後に春日さんと2人で「東京ギャグコレクション」の公演を観に行った際に、出演者がパネラーから酷評される様子を見て「俺未だにあのパネラーの人達好きじゃないんですよ」と笑いを誘いました。
これに「俺らもみんな嫌いだった」と共感する土田さんですが、大人になって振り返ると審査員たちは悪く言わなきゃいけない立場かったんだと理解できたそう。
そんな中でもコメントが上手だった人にTOKIOの国分太一さんを挙げ「太一くんは絶対こっちに悪く言わないように、ちゃんと笑い取ってくれた」ということで、楽屋でもみんなで「国分太一いいヤツだよな」と話していたと秘話を明かしました。
土田さんのように時代を問わず活躍できる芸人になるには、酸いも甘いも経験して他人の立場から考えられる視点を身につける必要があるのかもしれません。