最終日のタンバリンダンス選手権にはキングサリ、#2i2、純情のアフィリアの3組が出場した。
最終日トップバッターの「キングサリ」は、デビュー3カ月とは思えないほどの圧巻のパフォーマンスを披露。熱さあふれるタンバリンダンスを披露した後、「どう思いましたか?」と観客に訊ねた姿が印象に残った。
2組目の「#2i2」では“きすみん”こと天羽希純がボーカルを担当し、他のメンバーは鋭い目つきで気持ちのこもったダンスを披露だ。パフォーマンス後、ステージMCのEON(ex. 大阪☆春夏秋冬)は、「3時のヒロインさんが『本家のようにキレのあるダンスにするには、動き以上に顔を真顔にして踊ることが大切だ!』と初日におっしゃっていたから、とても迫力があり、素晴らしいパフォーマンスだった」と大絶賛していた。
ラストを飾ったのは「純情のアフィリア」。リーダーの渚カオリが得意の歌で力強くアピールし、観客に愛と勇気を伝えたいと全力のパフォーマンスを披露した。パフォーマンス後のトークでは「緊張で関西弁に戻ってしまいそう」と、普段通りの可愛らしい一面も垣間見せていた。
観客の拍手による選考は接戦となったが、僅差で「#2i2」が最終日の優勝を勝ち取ることに。優勝賞品を贈呈するEONは「MCの私が一番欲しいのよ!」と、会場を沸かせていた。
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TIFでは数々のコラボステージも見どころの一つだが、今回のタンバリン選手権は同じ曲をそれぞれ異なるアプローチで魅せるという新しい試み。わずか数十秒にそれぞれのグループの個性が垣間見えるという、なかなか貴重な場になっていたのではないだろうか。
(取材:中嶋未来/撮影:Issey Nakanishi)