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「次はもっと長く滞在したい」海外参加者も熱狂 元日本代表に聞いた「世界コスプレサミット」の魅力

J-CASTニュース

3位は、「エルデンリング」のコスプレを披露したタイ代表。ジャスパーZさんとテイムス・メルローズさんは、スクリーンにゲームの実況画面を投影し、自らは操作されるキャラクター達を演じた。テイムスさんは「6時間衣装を着ていて緊張からトイレに行きたくて仕方ない」などと語り、取材陣を笑わせた。

優勝者たちには海外のメディアからも質問が殺到していた。

「出場した40か国ほどの国と地域のコスプレイヤーの友達ができました」

J-CASTニュースは、2018年の元日本代表のコスプレイヤー、みおしさん(@miolen320)とみおまよ(@miomayocom)さんにコスサミの魅力を取材した。

「私たちは2018年に出場しました。日本代表と言うだけで、拙い英語でもコミュニケーションを取ってもらえます。アニメや歌で日本語を覚えている人も多かったです。出場をきっかけに国際交流する機会がとても増えました。出場した40か国ほどの国と地域のコスプレイヤーの友達ができました。今でも出来上がった衣装を見せ合ったり、作り方を共有したりしています」

2人は今回、チャンピオンシップのステージイベントの手伝いで登壇していた。開場前には、ファンの女子中学生に声をかけられていた。女子中学生はチャンピオンシップに出場することが夢で、みおしさんとみおまよさんに憧れているのだという。2人は「チャレンジをきっかけに知ってくれる人が増えてありがたく、勇気づけられています。今後もコスサミが素敵なイベントだと発信していきたいです」と意気込んだ。


ファンの撮影に応じるみおしさん(@miolen320)と、みおまよさん(@miomayocom)

チャンピオンシップについては長引くコロナ禍を受けて、21年からはオンラインでのビデオ審査「Video Division」も導入されている。今年は7日に「Video Division」も開催し、「ファイナルファンタジー15」を演じたスウェーデンチームが優勝。2位はメキシコ、3位はタイだった。

街の中にも海外のコスプレイヤーたちが登場

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5日の前夜祭から、ワールドコスプレチャンピオンシップが開催される6,7日には、栄の商業施設「オアシス21」を中心に多数のコスプレイヤーが集う。周辺の公園ではコスプレイヤーやカメラマンによる交流が行われていた。J-CASTニュースは撮影に興じるコスプレイヤーたちに取材した。

ビリー・ブルーさんは6日、「バイオハザード0」の主人公「ビリー・コーエン」に扮していた。日本のアニメやマンガに魅了され、約12年前にイギリスから来日。イベントに参加するために、東京からやってきた。


ビリー・ブルーさん(@Billy_Blue_8)
「写真を撮る側でコスプレを楽しんでいましたが約10年前、友達とネタでやってみようとコミックマーケットで『進撃の巨人』のコスプレに挑戦したら、意外と楽しかった。もっとかっこよくキャラになりたくてコスプレを続けています。
コスサミは各国の代表など、世界から集まったクオリティの高いコスプレを見ることができます」

「ゴールデンカムイ」の杉本佐一に扮していた日本人のコスプレイヤー・蟷螂山さんは、コスサミについてこう話す。


蟷螂山さん(@yamasan3232)
「コスプレサミットはコスプレイベントの中でも独特なイベントで、街全体でコスプレを受け入れており会場が区切られておりません。自宅などで衣装に着替え交通機関を利用して会場に訪れることができる、海外のイベント形式をとっており、これが『世界』コスプレサミットなんだなと感じます。
街の人もコスプレに慣れていて、家族連れや海外のコスプレイヤーさんも多いです」

様々なコスプレイベントに参加しているものの、1番好きなイベントがコスサミだという。会場に訪れていた人々との交流を楽しんでいた。

7日正午には、大須商店街ではコスプレイヤーたちによるパレードが行われた。優勝国のコスプレイヤーを先頭に、大須観音から街中を練り歩いた。

カメラを向けたりエールを送ったりする街の人々に対し、コスプレイヤーたちは笑顔で手を振る。目を輝かせる小さな子供に対しては、「ワンピース」のルフィに扮したコスプレイヤーは近づいてポーズを披露していた。ステージで優勝を果たしたフランスチームは人々とのツーショットにも応じていた。


パレード中、ツーショット撮影に応じるフランスチーム

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)

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