先発最多敗戦数(7敗)は田中のほか、セで中日・柳裕也(28)、パでは日ハム・伊藤大海(24)も獲得。最悪防御率はオリックス・宮城大弥(20)となった(規定投球回数達成者)。3人とも昨年は2桁勝利を挙げている。
「伊藤は被本塁打1本ですし、宮城も味方打線が好調でないわりには頑張っています。2人は責められないでしょう。特に中日の柳や大野雄大(4勝6敗)が負け越しているのは、チームの得点力が低いためでもあります」(角氏)
確かに、7敗の柳は奪三振がリーグ最多と奮闘はしている。
リリーフで最多敗戦を喫した3投手の中に、かつて1億円プレーヤーだった広島・中﨑翔太(29)が入っている。
「今季は21試合登板で6ホールドを挙げていますが、全盛時のボールの強さがありません。昔のようなセットアッパーに復活するのはかなり難しいでしょうね」(伊原氏)
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*発表!プロ野球「ワーストナイン」2022前半戦(2)につづく