
料理研究家の枝元なほみさんの家に、遊びに行った時のこと。
「ねぇ、ねぇ、貴さん、アイスキャンデー食べる?食べるよね?ね!」と差し出されたのが高知県・久保田食品のアイスキャンデー。
実は枝元さんには言っておりませんが、私は氷菓が得意ではないのです。冷たいくせに甘ったるくて、食べるとそのべたっとした甘みがいつまでも口に残る…… どうにも後味が苦手で、よほどでない限りアイスクリーム系統のものは口にしません。
そんな私を尻目に、「私さ~これもう気づいたら3本とか食べちゃうの~♪」と嬉しそうに話す枝元さん。
私の頭の中では「え~~~3本? 絶対無理無理、とりあえず好きなすももにしておこう、半分は食べなきゃね…… あぁ頑張ります~ チーン」という感じだったのですが、食べてみたら…… あれま?え?自然な甘みとスッキリした後味。すももの豊かな香りに心奪われ、一気に気持ちは美しい高知の川のへ。
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山の中の透明度が高い川に足を浸しながら、ふへ~って言いつつアイスを食べてるような妄想が広がったのです。
同時に「美味しい!」思わず口から突いて出たら、そりゃそうでしょうという顔で私をじ~っとみる枝元さん。以来、このアイスキャンデーは私の中で特別となりました。
久保田食品はできるだけ地元 高知の素材を、そうでなければ国産のものを……というスタンスで商品をつくられています。
中でもぜひ食べていただきたいのは「すもも」。果肉が入って、爽やかな香りと甘みです。
私の地元十勝のあずきを使った、宇治金時と田舎しるこもおすすめ。小豆香料を使わない自然な風味、贅沢に小豆の粒が入っていています。