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矢沢永吉がサブスク参入 それでもやらない達郎、ホルモンら“反サブスク派”アーティストの言い分

SmartFLASH

と語った。現在の音楽業界では、楽曲ごとにCDを買う形式よりも、毎月1000円弱のお金を払い、登録されているアーティストの楽曲をすべて「聞き放題」で楽しむ、サブスク形式が主流になりつつある。世界では売り上げの半数以上を占めており、日本でもすでに3割以上のシェアを握っている。

 

 矢沢は、同インタビューで一部配信を許可してた楽曲が「若い人がガンガン矢沢の曲を聞き始めている」として、そうした新しいファンに「届けたいという気持ちがありました」と明かしている。

 

 だが、今でも根強く“サブスク解禁”をしていないままのアーティストは複数、いる。

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「有名な“反サブスク派”アーティストといえば、山下達郎さんです。山下さんは過去にインタビューで『(サブスクは)おそらく死ぬまでやらない』と語り、『だって、表現に携わってない人間が自由に曲をばらまいて、その儲けを取ってるんだもの』と、強硬に反対する姿勢を示しました。

 

 また、ロックバンドの『マキシマム ザ ホルモン』も、楽曲の配信には否定的です。過去のインタビューで『サブスクでも面白い形で配信できるなら、いつか置いてもいいかなとは思ってはいるんですけど』としつつも、『僕はパッケージや歌詞カードのアートワークを含めて音楽のひとつだと思っているので、曲だけを配信する形にはしたくない』と語っています」(音楽ライター)

 

 一方、中島みゆきのように「Amazon Music Unlimited」でのみ、サブスク形式の配信をするなど、一部の配信サービスで解禁するケースもある。

 

「ミュージシャンにとって、最低でも1枚1000円以上するCDの売り上げは、いまでも貴重な収入源。サブスクへの抵抗感は理解できますが、矢沢さんが言っているとおり、若い人たちは圧倒的に配信形式で音楽を楽しんでいます。音楽界は、サブスクを中心とした新たなエコシステムを構築していくことができるのか、問われています」(同前)

 

 いずれにせよ“帝王”矢沢の英断で、大物ミュージシャンのサブスク化は、ますます加速するはずだ。

 

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