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【ちむどんどん】暢子は日曜日が休み?視聴者も首をひねる「フォンターナの定休日」はいつなのか問題!

asagei MUSE

 それもまた、なんとも無理のある話だが。その推測すらも覆す描写があったのだから驚きだ。

 それは、一度は退職を決意した二ツ橋シェフ(髙嶋政伸)が、暢子を仕入れ先の港に誘った第49回でのこと。この時、二ツ橋は「来週のお休み、予定入っていますか?」と訊ねており、その口で「来週の水曜、よろしくお願いします」と語っていたのである。

 シェフと部下の二人がいっぺんに休んだら、レストランの営業に響くのは確実。そうなると、フォンターナの定休日は水曜日という可能性が大いに高まることとなる。

 ところがさらに、水曜日定休さえも覆す描写があったというではないか。暢子は昭和47年5月15日に故郷の沖縄・山原村を離れ、料理人を目指して上京。その数日後にフォンターナで雇われることになったのは、多くの視聴者も覚えていることだろう。

「5月23日放送の第31回にて採用テストに合格した暢子は、オーナーの大城房子(原田美枝子)から10連勤を言い渡されていました。しかしゴールデンウィーク以降はしばらく祝日がなく、この時期に10連勤などありえないはず。よもや他のスタッフが誰もいない定休日にペイペイの暢子を出勤させるはずもなく、定休日は一体どうなってしまったのかと疑問に思わざるを得ないところです」(前出・テレビ誌ライター)

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 このほかにも、智とランチデートした日曜日の前日には、午後2時半の時点で親友の前田早苗(高田夏帆)が暢子の部屋に遊びに来ている描写もあった。その際に暢子は翌日がお休みだと語っており、なんと土日に2連休を取っていたのである。

「いつの間にやら、毎週日曜日はお休みを取れるようになっていた暢子。それは重子のところに結婚の挨拶に行ったり、あまゆに重子を招待するという筋書きから逆算されたスケジュールなのかもしれません。本作の制作陣は、最終回から逆算しての脚本作りという手法を採用していると語っており、この『日曜日休み』も逆算の手法で導かれた可能性があります」(前出・テレビ誌ライター)

 本来、逆算して物語を紡いでいけば、時制といった基本は必ず守られるはず。それが定休日ひとつとっても一貫性がないのはどうしたことか。時代考証の甘さでは“定評”のある「ちむどんどん」だが、どうやら暢子のスケジュール管理も甘々だったようだ。

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