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【ちむどんどん】優子は善一からお金をもらっていた?「援助」の言葉に視聴者が大混乱!

asagei MUSE

「善一について語る直前に優子は『房子さんも陰ながらずっと援助してくれている』と語っていました。この言葉が《房子による比嘉家への援助》という意味であれば、たしかに善一の寄付も比嘉家宛てということになります。ただこの前の場面では、横浜・鶴見の沖縄料理店で東洋新聞社の田良島デスク(山中崇)が、沖縄で続けられている遺骨収集作業について語る場面が。その流れから考えると優子が口にした“援助”や“寄付”というのは、遺骨収集を行っている嘉手刈源次(津嘉山正種)宛てということで間違いないでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 つまり“援助”や“寄付”について理解するためには、沖縄と鶴見の二カ所を行ったり来たりする演出において、両方の話が繋がっているとの前提が必要となる。沖縄では沖縄の話、鶴見では鶴見の話と分けて考えてしまうと、「比嘉家に対する援助」という誤解が生まれてしまうというワケだ。

「しかし実際には《優子が善一から援助されていた》と勘違いする人が続出。これは正直なところ、分かりづらい演出が原因だと指摘せざるを得ないですね。そもそも房子や善一が《誰に援助や寄付をしていたのか》という目的語さえハッキリさせておけば、こんな誤解が生じる余地もなかったはず。それゆえ視聴者が誤解してしまったのは《書き手は全体像を知っているが、読み手は書かれている文章からしか読み取れない》という基本中の基本を外してしまった制作側に原因があることは明らかでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 ただでさえ、様々なディテールの甘さが指摘されている「ちむどんどん」。せめて各出演者にしゃべらせるセリフにおいては、説明足らずにならないように配慮してもらいたいものだ。

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