もう1つ私のお勧めは「ブランデーケーキ(コニャック)」。卵やバター、アーモンドパウダーがたっぷり入ったリッチな生地に、全体にしみわたったブランデーが芳醇に香ります。10cm弱四方ほどのサイズも、1-2人で食べきりやすく重宝します。
「五島軒」では、1980年代に婚礼の引出物として発売。常温で日持ちする商品を作るために、レストランで提供していたブランデーを使用して開発したそうです。
まだ北海道で稲作が盛んではなかった明治初期、函館では、米を原料とする日本酒よりも、外国船が運んでくるウォッカやジンなどの洋酒が普及しました。中でもコニャックは当時から最上級とされ、限られた大人の嗜好品だったのです。
「ブーケシリーズ」は、オンラインショップでも、好きな種類を選んで詰め合わせにでき、単体での購入も可能です。様々な歴史のロマンを感じ、函館に思いを馳せながら召し上がってみてはいかがでしょうか。