それも原作通りゆえに仕方のないところだが、実はこのキスシーンにて「六本木クラス」では、「梨泰院クラス」を上回る艶っぽさを見せていたという。それは酔っぱらった主人公が倒れ込んでしまったシーンにあったというのだ。
「原作でのセロイは、床に倒れ込んであおむけに寝てしまいました。そこにイソがしゃがみこみ、セロイの頭を抱えてキスしていたのです。それに対して『六本木クラス』では新が、二人の座っていたソファーに倒れ込むことに。葵の背中側に頭が入り込むも、葵は自分が膝枕をする形に葵の体勢を変えてあげていました。この場面に視聴者は《平手の膝枕だって!?》《最高のご褒美じゃん》などと、キスシーンより前の時点からすでに湧き上がっていたのです」(前出・テレビ誌ライター)
ほぼ完コピと思われていた「六本木クラス」にてまさか、「梨泰院クラス」にはないオリジナルにしてさらに艶っぽいシーンが見られるとは。この膝枕を目にした視聴者は、次回以降の展開にますます興味を持ったのではないだろうか。