今や生活に欠かせなくなっているスマートフォン。皆、どれくらいの頻度で買い替えているのだろうか？ 最近ではアップル社がiPhoneの価格について値上げを発表するなど、価格面からスマホの買い替えをためらう人が多いかもしれない。そうした中、スマートデバイスブランドOPPO（オウガ・ジャパン、東京）は、全国の20代～40代の男女800人(男性400人、女性400人）を対象に、スマートフォンの買い替えに関する調査を5月18日～19日に行った。
それによると、スマホの買い替え頻度に関し、最も回答が多かったのが「3年以上5年未満」で50.0％、それ以上の期間、買い替えない人は16.8％で、約3人のうち2人が3年以上、同じスマホを使い続けている実態が明らかになった。なお、買い替え周期の平均値を取ると39.1カ月、3年3カ月となっている。買い替えに関して「なるべく買い替えず同じ端末を使い続けたい」（30.6%）、「どちらかというとあまり買い換えたくない」（23.4%）と慎重な声が多く、買い替えるきっかけも「バッテリーの消耗」（36.8%）、「端末の故障や動作不良」（28.5%）など、買い替えざるを得ない状況になったら買い替えるという人が多数を占めた。
買い替えを控える理由としては、「まとまった出費が必要だから」（54.6%）がトップで、「使い慣れた端末を使い続けたいから」（46.1%）が2位。買い替え時に重視するポイントにも“経済的な理由”は入っており、半数近くは、「価格が安いこと」を「機能性」「ブランド」よりも重視している。ただ、買い替えの際にかかる費用について、希望予算の平均値は約48,000円だが、実際の費用平均は約57,000円と希望通りにはいっていないようだ。
