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【ちむどんどん】優子と和彦が洞窟で出会うのは不可能だったことが判明!

asagei MUSE

 だがこの第72話には残念ながら、現実には不可能な描写があったという。それは和彦が優子に出会った場面そのものだというのである。

「和彦は前回、東洋新聞社に出社後、田良島デスクから『いまなら間に合う』と急かされて羽田空港に急行。沖縄行きのフライトに乗っていました。お盆なのに空席があるのかという問題はさておき、問題はその時間です。というのも和彦と田良島デスクが沖縄取材についてやり取りしていた時、二人の腕時計はそろって11時10分前後を指していましたからね。いろんな考証にはいい加減なのに、この場面では二人の時計をちゃんと合わせるのかと不思議に思ったものです」(前出・テレビ誌ライター)

 東洋新聞社は東京タワーのほど近くにあり、東京モノレールの始発駅である浜松町駅にも近いはず。すると和彦がすぐに会社を飛び出せば正午過ぎくらいには羽田空港に到着でき、ちょうどいいフライトがあれば13時までには沖縄行きの飛行機に乗れる計算となる。

 沖縄への飛行時間は当時も現在も変わらず、約2時間半。そこからタクシーで洞窟に向かったして、和彦の到着は16時ごろになるはずだ。だがその時間に優子はすでに、山原村に向けて帰りのバスに乗っていたこととなる。実際には和彦の乗った飛行機が飛んでいる間に、優子は帰途に就く計算だ。

「視聴者からは《沖縄をどれだけ小さい島だと思ってるんだ》《時空が歪んでいるんだろう》といった声が続出。実際、優子のバス旅は片道100キロにも及ぶ長大なものです。制作陣も沖縄ロケで現地に1カ月ほど滞在していたはずですが、やんばる地方での撮影に忙殺され、南部への日帰りなど試してもいないのでしょう。沖縄自動車道がある現在でも、できれば試したくないほどの長旅ですよ」(前出・トラベルライター)

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 往復で10時間近くもバスに揺られた優子の体調が大丈夫なのか、そのへんも気にしてほしいところだ。

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