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新種のオトヒメクラゲ 属名はギリシャ語で“8本のこん棒”

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 13年にわたるクラゲの採集や調査で、新種のクラゲが見つかった。黒潮生物研究所(高知県大月町)、新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)、 アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県大洗町)による共同研究で、「オトヒメクラゲ」と命名された。

 2008年から2021年にかけて、茨城、神奈川、高知で採集したクラゲの標本を分類学的に精査。「ヒドロ虫綱花クラゲ目ウラシマクラゲ科の新属新種」であることが明らかになったのだそうだ。ウラシマクラゲ科はウラシマクラゲ属、ワタボウシクラゲ属、Halimedusa属(和名なし)の3属、4種が知られていて、これらのクラゲたちは傘の縁に触手を4本、栄養を送るための放射管を4本持っているが、オトヒメクラゲは触手を8本、放射管を8本持ち、他種と容易に区別することができるという。

 触手には、まち針のような形をした刺胞の塊が多数並んでこん棒状になっている。そのため、属名にはギリシャ語で「8本のこん棒」を意味する「Octorhopalona」を採用した。研究成果はスイスの学術雑誌「Animals」に掲載されている。

 
   

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