18日夜、私も河合の所属事務所やNHKに取材をかける。だが、全てが「ノーコメント」。そこで河合のスケジュールを調べると、21日午後6時からNHKホールで「レッゴーヤング」の公開録画が入っていた。
なんとか本人の声が取れないものか。伝手を頼ると当日、彼女が間違いなく番組へ出演する、という裏をとった。そこでNHKに勤める知人を拝み倒し、彼を訪ねて入館した後、収録が行われるNHKホールに続く通路付近で待機することに。イチかバチか、河合直撃のチャンスは1回だけだ。
だが、時間になっても彼女は現れず、代々木署が配置した制服警官十数人、私服警官20人による厳戒態勢の中、収録はスタートした。幸い何事も起こらなかったが、久々にドッと疲れる1日だったことを憶えている。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。