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田代まさしの後見人・COOLS佐藤秀光「出所したらあいつとM-1に出たい!」

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 そして、佐藤のステージに、メインゲストとしてCOOLSのボーカル・村山一海(70)が加わると、会場のテンションは最高潮に。佐藤の激しいドラム、村山のパワフルな歌声と華麗なステップは、40年以上前から少しも色褪せない様子を見せた。

 

 佐藤と村山のトークでは「5年後のCOOLS50周年までやるぞ!!」と力強いメッセージもあり、ファンは大興奮。1万円札の “おひねり” が飛び交うなど、大盛況のうちに佐藤のバースデイライブは幕を閉じた。ライブ終了後、本誌の取材に応じた佐藤は情熱的に語った。

 

「白いジャケットは、25年前、ハワイの挙式で着たやつでな。式の日の朝、ホテルのベランダから2羽の白いハトが飛んでいるのが見えたんだ。そうしたら、そのハトが部屋の中に入ってきたんだよ! そのときの、縁起のいいジャケットなんだ。

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 俺は、いろいろな幸運と奇跡に支えられてきた。バイクでの大事故を何度も経験したけど、70歳になっても、こうして元気でいられるからな。自分でも、“奇跡を呼ぶ男” だと思っている。コロナで社会が変わろうが、バンド結成何十周年になろうが、倒れるまでやるよ。俺の辞書に、『引退』の文字はないんだ」

 

 バースデイライブでは、服役中の田代まさし(64)から「マカロン」のプレゼントと、手紙が読み上げられる “サプライズ” もあった。田代が「兄貴」と呼ぶ佐藤は、「後見人」として支援を続けている、彼の “大恩人” だ。

 

「暖かくなって、黄砂も花粉も終わったから、面会に行きたいよ。また向かい合って話すのを楽しみにしてる。田代が出所したら、コンビを組んで『M-1』に出ようかな(笑)。また一緒にステージの上で、歌って、踊って、楽しく演ろう!!」

 

 田代にエールを送る佐藤秀光の目は、爛々と輝いていた。

 

写真・F-Pro HAGI

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