納車にかかる費用はどれくらい?

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納車に関連して発生する主な費用には、次の4つがあげられます。

  • 納車費用
  • 運送費
  • 検査登録代行手数料
  • 車庫証明代行手数料

納車費用とは、納車準備にかかる費用で相場は3〜5万円前後です。納車準備の内訳は販売店により異なり、中古車の場合はクリーニング代や整備代がこの費用に含まれます。

運送費とは、自宅や職場などの指定場所での納車(自宅納車)にかかる費用です。販売店の近隣地域に納車する場合で5千〜1万円程度、遠方の場合で1〜3万円以上の費用がかかります。

検査登録代行手数料は、車の新規検査や登録、名義変更などの代行にかかる費用で、1〜3万円程度が相場です。車庫証明代行手数料の相場は、1〜2万円程度となっています。

費用を安くするには?

納車にかかる費用のうち、運送費と車庫証明代行手数料はカットすることが可能です。運送費については、近年は店頭納車が一般的なため、指定場所での納車を希望しなければ自動的に無料となります。

車庫証明代行手数料をカットしたい場合は、自分で車庫証明書を取得するとよいでしょう。ただし、OSSを導入している自動車販売店では、各種手続きの手数料が一括で計上されるため、車庫証明代行手数料のみを省けない場合があります。とはいえ、手続きのオンライン化により、手数料が全体的に安くなるケースもあるため、OSSが必ずしもデメリットになるわけではありません。

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納車日当日の流れ

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納車日に販売店へ出向くと、次の流れで納車が行われます。

  • 書類確認
  • 車の状態のチェック
  • 車の機能や操作方法の説明
  • 受取サイン

納車の際に特に注意したいのが、車の状態のチェックです。ボディカラーやオプションは注文どおりか、傷や汚れは付いていないか、エンジンから異音はしないか、といった点を入念に確認しましょう。

車に問題がなければ、受取サインをして納車は完了です。何らかの不備が車に見つかった場合は、受取を保留してかまいません。長年付き合うことになる愛車ですから、状態に納得したうえで受け取るようにしましょう。

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