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「最も厳しい規則がある住宅地」の住民から不満絶えず 洗濯物外干しや在宅勤務も禁止

Sirabee

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■自宅敷地内にも規則が

これらの規則は、住民の敷地内にも及んでいる。

住宅の増築や改築をする際は、地方自治体の許可に加えて、管理会社にも300ポンド(約5万8,000円)の申請が必要。物置やビニールハウスのサイズについては、幅2メートル×奥行3メートル×高さ2.1メートルを超えてはならない。

生活面でも、ゴミ箱は収集日の前夜か当日の朝にだけ外に出せるほか、衛星放送の受信機は小型で目立たない場所に設置し、設置前に申請が必要だ。

さらに、日曜日に洗濯物を外に干すことや、在宅勤務を「限定的な状況」以外で行うことも禁止されている。

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■対立する管理側と住民

管理会社は、こうした規則が「住宅地の品格と魅力を維持するため」だと主張している。

一方で住民からは不満の声も上がっており、ハワード・スクリベンさんは「自分の家を購入したにもかかわらず、手数料を毎年払わされるのは奇妙だ」と語った。手数料の使途が不透明なことに加え、規則の存在を知らされずに請求書が突然届くことにも困惑しているそうだ。

最近では規則に反してゴミ箱が放置されている家もあり、必ずしも厳格に適用されていない。このように、カルソープ・エステートでは、管理会社と住民の間で規則をめぐる軋轢が現在進行形で起こっているという。

(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド
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