top_line

足し算+パズルで脳を鍛える!
「2048」はここからプレイ

「3人で報酬千数百万円」と供述=逮捕の男、飲み仲間と分配か―那須2遺体

時事通信ニュース



栃木県那須町の河川敷で、会社役員宝島龍太郎さん(55)と妻幸子さん(56)の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された建設業平山綾拳容疑者(25)が「指示役から千数百万円の報酬をもらい、(遺体処理を依頼した)仲間2人にも渡した」という趣旨の供述をしていることが26日、捜査関係者への取材で分かった。
同容疑者宅や銀行口座などからは報酬とみられる多額の現金は見つかっておらず、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は慎重に供述の裏付けを進めている。
捜査関係者によると、平山容疑者は捜査本部の調べに対し、「ある人物に遺体の処理を指示され、飲み仲間2人に頼んだ」と供述。報酬については「事件後に現金で千数百万円をもらい、2人に分配した」という趣旨の話をしている。
ただ、「事件後に3人で集まり、出頭するか相談した」としていた平山容疑者の供述は変遷している。「2人とも連絡がつかなかった」「1人しか連絡がつかなかった」と変わるなどしており、捜査本部は分配方法などを慎重に調べる。
捜査本部などによると、宝島さん夫妻は15日午後11時半ごろ、不動産業者や知人と東京都品川区東品川から、業者が管理する都内の空き屋に向かった。
同じころ、平山容疑者から遺体の処理を依頼されたとされる2人も同容疑者から借りたセダンで空き家に向かっており、16日午前0時ごろ、夫妻と空き家で接触したとみられる。夫妻はセダンで那須町に運ばれたとみられ、同日午前6時50分ごろ、遺体で見つかった。
同容疑者は「2人に空き家の場所を伝え、向かってもらった」と供述しているほか、セダンからは血の付いたハンマーも押収されている。捜査本部は夫妻が空き家で暴行を受けた疑いがあるとみている。
 
   

ランキング

ジャンル