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ヒュルケンベルグ、ザウバー加入決定で2026年からはアウディF1ワークスドライバーに「ドイツ製PUと共に戦うのは名誉」

motorsport.com 日本版

ヒュルケンベルグ、ザウバー加入決定で2026年からはアウディF1ワークスドライバーに「ドイツ製PUと共に戦うのは名誉」(C)motorsport.com 日本版
 4月26日(金)、キック・ザウバーはニコ・ヒュルケンベルグと複数年契約を結んだことを発表。2026年からアウディがF1に新規参戦するのに先駆け、ヒュルケンベルグは2025年からザウバーで走ることとなった。

 ヒュルケンベルグのザウバー加入発表は、現在所属するハースが離脱を発表した直後のこと。ザウバーのアンドレアス・ザイドルCEOは以前からヒュルケンベルグをドライバー候補にリストアップしており、それが今回実現した形だ。

 アウディに買収されたザウバーは、次世代レギュレーションが導入される2026年からワークスチームとしてアウディ製パワーユニット(PU)を使用する予定であり、そこにドイツ人ドライバーが乗ることとなった。

 なおヒュルケンベルグとしては、2013年にスイス・ヒンウィルが本拠地のザウバーからF1に参戦した過去がある。

「2013年に一緒に仕事をしたチームに戻ることとなり、スイスの強力なチームスピリットには良い思い出がある」

 ヒュルケンベルグは加入に際してそう語った。

「アウディとして戦えることは特別なことだ。ドイツメーカーがこのような決意を持ってF1に参戦するのだから、またとないチャンスだ」

「このような自動車ブランドのワークスチームを代表し、ドイツ製パワーユニットと共に戦うことは、僕にとって大きな名誉だ」

 またヒュルケンベルグとザイドルCEOは以前、ポルシェの世界耐久選手権(WEC)チームで共に仕事をした経歴があり、2015年のル・マン24時間レースではザイドルがチーム代表を務めていた旧LMP1プログラムからヒュルケンベルグがカメオ参戦し、総合優勝を果たした。

「2025年からここヒンウィルにニコを迎え入れ、彼と共にF1を戦えることをとても嬉しく思っている」とザイドルCEOは語った。

「彼のスピード、経験、チームワークへの献身によって、彼は我々チーム、そしてアウディのF1プロジェクトの変革に重要な役割を果たすだろう」

「最初から、長期的なモノを共に作り上げることに互いに強い関心があった」

「ニコは強い個性を持っていて、彼の意見はプロレベルでも個人レベルでも、マシンの開発とチーム構築の両方で前進に役立つはずだ」

 アウディはまた、今年限りでフェラーリ離脱が決まっているカルロス・サインツJr.にもオファーを出したと言われているが、サインツJr.は依然レッドブルやメルセデスといったトップチームの空席を狙っている。

 ただ仮にサインツJr.がアウディと契約を交わした場合、ザウバーの現在のドライバーであるバルテリ・ボッタスと周冠宇のふたりが今季限りでチームを去ることとなる。

 なおハースでのヒュルケンベルグの後任には、フェラーリのリザーブドライバーであるオリバー・ベアマンが最有力候補として挙げられている。

 ベアマンは今年のサウジアラビアGPでは虫垂炎を患ったサインツJr.の代役としてF1デビューを果たした。またハースの小松礼雄代表からも高い評価を得ている。
 
   

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