川口春奈が主演するドラマ『9ボーダー』(TBS系)が4月19日にスタートした。
一部では、2022年10月期の川口主演ドラマ『silent』(フジテレビ系)級のヒットの可能性もささやかれているが、既視感のある展開に視聴者の間では呆れ声が広がっている。
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川口、木南晴夏、畑芽育が3姉妹役を演じる〝ヒューマンラブストーリー〟との触れ込みで始まった同ドラマ。飲食業のトータルプロデュース会社で働く主人公・大庭七苗(川口)は、仕事こそ順調なものの、恋愛からは遠ざかっている。
だが、姉・六月(木南)と三女・八海(畑)には、交際相手がいると伝えていた。
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八海は、マッチングアプリで出会った商社マン・立花祐輔(兵頭功海)から3回目のデートで結婚を申し込まれていた。
ある日、六月は八海と参加したパーティーで立花とあいさつを交わしたが、立花はスマホを取り出し、マッチングアプリに登録された七苗の写真を八海らに見せた。
動揺する七苗を見かねて幼なじみの高木陽太(木戸大聖)が、七苗と自分が交際しているとうそをついてその場をしのぐ。
だが結局、八海はこのやりとりがきっかけで七苗に交際相手がいないと見抜き、後に七苗を問い詰めるのだった。
いきなり「僕のこと知ってますか?」
一方で、七苗はコウタロウ(松下洸平)に心引かれていく。ただ、コウタロウと七苗の出会いは奇妙そのものだった。
初対面は橋の歩道。ギターの弾き語りをしていたコウタロウが、自分のもとを通り過ぎようとした七苗を見て後ろから手を引っ張り「僕のこと知ってますか?」「僕のこと誰だか分かりますか?」と声をかけた。