渋谷センター街を歩いているとぽっかり口を開けるかのように広い階段が現れる。IKEA(イケア)の都市型店舗「IKEA渋谷」のビルだ。ちなみに、7階建てでイケアの都市型店舗の中でも豊富な品揃えを誇る店らしい。
階段の上の奥まったところに入口があるその光景は、まるでRPGゲームの塔の入り口。ドラクエっ子としては最上階に祭壇でもあるのかと期待してしまう。そこでフラッと入ってみたところ戻れなくなった。
・イケアのイメージ
この時、イケア自体に初めて入った私(中澤)。なんで入ったのかと問われると「暇だったから」としか言いようがないのだが、イケアってなんとなくウィンドウショッピングが楽しそうじゃないか。
で、1階はそのイメージ通りの場所だった。家具だけでなく、服や雑貨、有名なイケアのサメのぬいぐるみなどが置かれており、フードマーケットもあって私のようなスーパーライト層でも見ていて楽しい。
また、1つ1つにゆったりスペースが使われているのも「空間」って感じがして良い。息苦しさがなくウィンドウショッピング向きである。ドン・キホーテの真逆だ。
・最上階
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しかし、今家具自体は特に欲しいものもないので、目指すは最上階7階のスウェーデンレストラン。っていうか、スウェーデンレストランって何やねん。スウェーデン料理と言われても全然ピンと来ないから、ここで軽くお茶でもして雰囲気を味わいたいところ。
というわけで、エスカレーターに乗った。2階は照明とかホームデコレーションらしい。家が狭すぎてデコッてる余裕もないのでスルーだ。どうやら、前に乗っている人も同様の気持ちだったらしく、エスカレーターを上がりきったらすぐ折り返し、隣のエスカレーターに向かった。
・一旦詰む
のだが。なぜかエスカレーターの前で止まってキョロキョロしてから売り場に戻る前の人。迷いのない動きに見えたけど、なんか欲しいものがあるんだろうか? と思いきや、エスカレーターを上がりきって隣のエスカレーターに向かったところ……
逆向きだ。それは2階に降りて来る向きのエスカレーターで3階に上るエスカレーターは別の個所にある模様。くしくも前の人と同じ動きをしてしまう私。ちなみに、後ろの人も同じ罠に引っかかっていたし、外国人も同じリアクションしてた。
・彷徨う客
まあ、1階から2階だけこうなっているところはデパートでもあるか。そう思い直し売り場に戻ると、矢印が書かれているのを発見した。お、ちゃんと案内はあるやん。この時気づくべきだった。その矢印には別にエスカレーターのマークとか書かれてなかったことに。
エスカレーター全然ねえ!