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中日13年ぶり優勝へ秘策「バウアー獲得」に名乗り 10億円のオイルマネーで超大物助っ人と交渉へ

週刊実話WEB

(画像)yu_photo/Shutterstock 

昨季の阪神の勢いを彷彿とさせる中日の勢いに、ソーシャルメディアには「チュニドラ、強すぎて草」「あかん優勝してまう…」の文字が踊り、なんと「中日優勝」がトレンド入り。不遇が続いた竜党を狂喜させている。

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オープン戦の優勝で予感はあったが、開幕カードは12球団で唯一の未勝利(2敗1分け)で単独最下位スタート。その後、敵地で5連勝するなど進撃に転じ、セ・リーグ首位に立っている。

そのアゲアゲムードに乗って、球団は超大物助っ人の獲得交渉を進めている。名古屋のメディア関係者がこう語る。

「元サイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアー獲得を目指しているようです。中日の投手陣は先発、リリーフ陣とも阪神に引けを取らないが、昨季はDeNAに8勝16敗1分けとカモにされた。うち3敗(0勝)がバウアー。2011年以来のリーグ優勝に、10億円を用意したと聞く」

MLB復帰を目指すバウアーだが…

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バウアーは昨秋、FAでのメジャー復帰を目指し、DeNAを退団して帰国した。しかし、2021年のドジャース時代(当時、年俸30億円)に過去の性的暴行疑惑が発覚。MLBに出場停止処分を受けたことが尾を引き、獲得に名乗りを上げるチームはなかった。

そこで異例のバーゲンセールを敢行。「メジャー最低年俸(74万ドル=約1億1000万円)でも構わない。勝ちたいけど、お金を払いたくないチームには買い得選手だ」と、MLB全球団に獲得を提案。しかし、応じる球団もキャンプ招待の話もなかった。

現在はメキシカン・リーグのレッドデビルズと4月11日~5月8日の短期契約を結び、5試合限定で登板する。

要は先発陣にアクシデントが生じたMLB球団からのオファー待ち。しかし、米国では性的醜聞への拒否反応が強く、この先も絶望的な状況だ。

「NPB復帰は可能だが、その場合、メジャー最低年俸でとはいかない。メジャー通算83勝、昨季NPBで10勝(4敗)した実績から、10億円を要求している。バウアーの日本復帰が容易に決まらないのは、そのためです」(球界関係者)

ケチで知られる中日が、10億円を出すとは考え難い。そこに大きな戦略と仕掛けが施されている。それが中東のオイルマネーだ。

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