現在170以上の言語に翻訳され、ディズニー映画としても知られている『不思議の国のアリス』は2024年で出版160周年だそう!
これを記念して横浜高島屋で開催されるのが「不思議の国のアリス展」。
どうやらこちら、日本で初公開されるカラー原画など約250点が集まる貴重な展示会となるようなんです……!!
【物語のはじまりは…】
1862年に数学講師のルイス・キャロルが舟遊びをしていたリデル家の三姉妹(次女 アリス)のために聞かせた即興のお話がもとになっているという『不思議の国のアリス』。
その2年後の1865年に、風刺挿絵画家のジョン・テニエルの挿絵とともに児童書としてマクミラン社から出版されました。
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その後、ハリー・シーカーがテニエルの挿絵の一部をカラー化したことで現在のアリス像が確立。さらにジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスらによって『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の挿絵は全てカラー化されたそうです。
さまざまな人たちの手が加わって、青いドレス、白いエプロン、金髪、青いリボンという現在のアリス像が作られてきたことがわかりますね!
【日本初公開の原画も!】
今回の「不思議の国のアリス展」では、マクミラン社が有するハリー・シーカー、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスのカラー原画が日本で初めて公開されるそう! このほか
・ルイス・キャロルがリデル家の次女アリスにプレゼントした 「地下の国のアリス」(復刻版)
・「不思議の国のアリス」のオリジナル木版から再プリントしたジョン・テニエルの挿絵集
・ルイス・キャロルの関連資料
など約250点が展示されます。
約160年にわたる挿絵の変遷を一堂に見ることができる機会はとっても貴重……!