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焼いていない “生のクッキー” を食べたい! 禁断の願いを叶えてくれる店『クッキータイム原宿店』に行ってきたぞ!!

ロケットニュース24

原宿駅から北へ徒歩1分。異国ポップな外観と真っ赤なモンスターが目立っていたので、お店はすぐに見つかった。

クッキータイム原宿店はニュージーランドに本社を置くショップで、イメージキャラクターである彼(?)の名前は「クッキーマンチャー」というらしい。

後ほど調べたところによると、オリジナルグッズやLINEスタンプも作られ 世界中にファンがいるそうな。

店内は天井、壁にクッキーのイラストが散りばめられ、まさに原宿って感じのポップな雰囲気。

多量のラブリー要素に一瞬圧倒されてしまったが、笑顔で試食用クッキーを渡してくれた店員さんのおかげで すぐに落ち着きを取り戻せた。

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手渡されたのは一番オーソドックスなチョコチップクッキー「チョコレートチャンク」。

ザクザクとした食感とやり過ぎない甘さ、噛みしめるごとにジュワッとチョコとバターが口に広がる。方向性としてはアメリカンな感じで、カロリーさえ気にしなければいくつでも食べられそうなほど美味しい!

ショーケースの中には、味とサイズ違いのクッキーがたくさん並んでいる。

価格はミニサイズが135~160円、ラージサイズが350~380円。1枚ずつでも買えるけど、10枚のまとめ買いでお買い得になるのだそう。

お目当ての生クッキーはどれだろう? キョロキョロと店内を見て回っていると……あっ、あったぁ~~~っ!!!!

「アイスと生クッキーのハーフ&ハーフ出来るよ!」とのこと。

逆に言うと生クッキーを単体で注文することもできるワケだが、個人的にはあんまりオススメしないかな。理由は……後ほど食べながらお伝えしよう!

バニラアイス×生クッキーのハーフ&ハーフ(税込700円)を注文。

アイスにはトッピングのチョコレートチャンクが刺さっていて、一番下には念願の生クッキー!

水分を帯びながらもモソっとした質感で、「本当に焼かずに食べてもいいの?」と聞きたくなるほど “クッキー生地そのもの” だ。

まずはジャブとして、アイスを一口食べる。

海外のスイーツだから相当甘いだろうと覚悟していたのに、意外なほどのアッサリ味に拍子抜けをした。

ミルク感控えめでサラッとしている。例えるならばロッテの『爽』からシャリシャリを抜いた感じだろうか。逆にビックリしたが、もちろんコレはコレで美味しい。

続いては生クッキー。粘土みたいな固さに、スプーンを突き刺すようにしてひと口分をすくい取る。

口に入れるとぬっとり、ねっとりとした舌触りとともに バターとアーモンドのような味が広がった。

噛むとシャリシャリとココナッツフレークのような食感と、チョコチップが砕けるごとにジュワッと甘みも染み出してきて……うん、美味しい!

心配な方のためにここで種明かしをしておくと、生クッキーと言えども 本当に生の小麦粉を使っているワケではない。

一般的には加熱後の小麦粉をバター・砂糖などと混ぜて作り、卵や牛乳は不使用なことが多く、食中毒の危険はナシ。

生の生地っぽい食感は残しつつも 安心・安全なスイーツが、生クッキーの正体なのである。

──と、ここで一緒に来ていた友人が「似たものを食べた記憶がある」と言い始めた。

実は筆者も同感。この食感とアーモンドっぽい風味、なんだっけ?

2人でウンウン唸って記憶を手繰り寄せた結果……たぶん、マジパンだ。マジパンに小麦粉・チョコ・バターを追加するとこんな味になる予感がする!

ひとつ確実に言えるのが、生クッキーは美味しいけど羊羹(ようかん)級に重いスイーツであるということ。

バニラアイスがサラッとしていたため 途中までは交互に難なく食べ進めたが、最後の2口ぐらいは「美味しいけどもう飲み込めないぃぃ~っ!」的な気分になったことはお伝えしておきたい。

頼むなら、単体ではなくハーフ&ハーフ。あるいはコーヒーと一緒に注文するのがオススメです。

・お土産にもイイね!

──以上が念願の生クッキーを食べた感想であった。

絶品ってワケじゃないのだが 生っぽい食感とバターの風味がクセになり、半月後ぐらいにまた食べたくなるような不思議なスイーツだな。

なお 店内には今回ご紹介したもの以外にも、パッケージングされた賞味期限の長い商品の取り扱いもある。

持ち帰り用の手提げバッグ(100円)はカラフルで海外っぽく、お土産にも最適。オンラインショップもあるので、家が遠い方も要チェックだ!

参考リンク:クッキータイム
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

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