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あなたは冷凍ハンバーガー専門ブランド「Tenderbuns(テンダーバンズ)」を知っているか / 冷凍であることを忘れるクオリティ

ロケットニュース24

つまりはスチーム効果によってハンバーガーが美味しく出来上がるという仕組みらしい。筆者は千里眼と透視能力を有しているが難しいことはよくわからないので、伝聞形が多いのはそのためである。

とにもかくにも、重要なのは実際の味である。そんな意気込みでハンバーガーを頬張ったところ、それはもう、大変な衝撃に貫かれた。

ただ美味しいだけならばここまで大げさな書き方はしない。正直、夢中になるくらいに美味しかった。

バンズが変に硬かったりパサパサしたりもしていないどころか、上記の説明通りに、いや、その説明を上回るかのように柔らかでふんわりとした食感をしている。一切違和感がないというか、有名チェーン店のハンバーガーと遜色ない。

ビーフ100%のパティも味気なさとは全く無縁なジューシーぶりで、噛むほどにホロホロと崩れ、ほぐれる。さらにはそれを取り巻くチェダーチーズも十二分に濃厚で味わい深く、とろける。

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極めつけに、具材の合間に差し込まれたワインソースと辛子マヨネーズソースが良い仕事をしている。旨味と酸味でハンバーガー全体を整えつつ、前面には出てこずに引き下がる。その「素材の味をごまかさない振る舞い」が何とも憎らしい。

半分ほどを食べ終わった頃には、「冷凍」であることなどすっかり忘れていた。「冷凍」云々以前に、シンプルにハンバーガーとしての魅力がすさまじい。このハンバーガーを扱っているチェーン店があったら、目に入るなり入店するであろうくらいには心をつかまれた。

クオリティは完璧である。いまだに仕組みが腑に落ちていない身としては、いっそ不思議なまでのハイレベル具合である。あえてケチをつけるとするなら、手軽に購入はできても、やや気軽ではない価格面だろうか。しかしそれも致し方ない気はする。

何にせよ、当記事を読んで興味の湧いた方は是非すぐにでも入手してみてほしい。筆者は千里眼と透視能力を有しているが、予知能力は有していない。あなたの家の冷凍庫が、「テンダーバンズ」で埋まることを望んでいる。

参考リンク:テンダーバンズ 公式サイト
執筆:西本大紀
Photo:Rocketnews24.

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