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村上春樹の小説をアニメ映画化した「めくらやなぎと眠る女」、予告編公開

キネマ旬報WEB

 

柴田元幸(米文学者・翻訳家)コメント
どんな物語も映画も多かれ少なかれ、現実と想像、外界と内面、現(うつつ)と夢とのあいだにいつのまにか建てられてしまった門を開けてくれる装置であるわけだが、この映画はその役割をとりわけしなやかに、深く軽やかに果たしてみせる。

 

Story
2011年、東日本大震災から5日後の東京。被害を伝えるテレビのニュースを見続けたキョウコは、手紙を残して夫・小村のもとを去る。呆然とした小村は、図らずも中身の知れない小箱を女性に届けるため、北海道へ向かうことに。
一方である晩、小村の同僚の片桐が帰宅すると、体長2メートルの〈かえるくん〉が待っていた。かえるくんは次の地震から東京を救うため、控えめで臆病な片桐に協力を求めるのだった。
めくらやなぎ、巨大なミミズ、謎の小箱、どこまでも続く暗い廊下──。大地震の余波は遠い記憶や夢に形を変え、小村、キョウコ、片桐に忍び込む。人生に行き詰まった彼らは、本来の自分を取り戻せるのか……。

 

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配給:ユーロスペース、インターフィルム、ニューディアー、レプロエンタテインメント

︎ 村上春樹の小説を独創的スタイルでアニメ映画化「めくらやなぎと眠る女」

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