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空海が制作に関わった現存唯一の《両界曼荼羅(高雄曼荼羅)》修理後一般初公開! 国宝や重要文化財の仏像や仏画で「マンダラ空間」を再現、荘厳なる至宝も一堂に展示! 生誕1250年記念特別展「空海KŪKAI-密教のルーツとマンダラ世界」奈良国立博物館にて開催

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金剛界曼荼羅彫像群のうち四面毘盧遮那如来 東部ジャワ期(10世紀)インドネシア国立中央博物館

金剛界の立体曼荼羅を形成するインドネシアのブロンズ彫像。国際共同プロジェクトで修理後日本初公開。

第3章 空海入唐 ― 恵果との出会いと胎蔵界・金剛界の融合

讃岐国に生まれた空海は、山林などでの修行を経た後、遣唐使の一員として学ぶ機会を得て唐に渡りました。そして、長安で密教の師、恵果(けいか)阿闍梨と運命的な出会いを果たします。

重要文化財 弘法大師行状絵詞 巻第三[部分] 南北朝時代 康応元年(1389) 京都・教王護国寺(東寺)[展示期間:5月14日(火)~6月9日(日)]

荒れ狂う海を越え、遣唐使船に乗って唐に向かう空海が描かれています。

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国宝 金銅密教法具 中国・唐(9世紀) 京都・教王護国寺(東寺)

中国密教の大成者・不空から恵果、空海ヘと伝えられ、空海が唐から持ち帰ったと考えられる密教の法具。今も儀式に用いられています。

国宝 錫杖頭 中国・唐(9世紀) 香川・善通寺

錫杖(しゃくじょう)とは、僧侶が持つ杖。阿弥陀三尊像や四天王像、などで華やかに装飾されていて、唐の技術力の高さが示されています。

一級文物 文殊菩薩坐像 中国・唐(8世紀) 中国・西安碑林博物館

長安(現・西安市)にある安国寺の遺跡から出土。白い大理石で作られた優美な密教尊像で細部まで精緻に彫り込まれた傑作。

第4章 神護寺と東寺 ― 密教流布と護国

帰国した空海は、神護寺を拠点に密教の流布を行い、多くの僧侶たちが密教を学ぶようになりました。また朝廷の信頼を得た空海は、平安京の東寺を任され、密教による護国の役割も期待されていきました。

国宝 両界曼荼羅(西院曼荼羅〈伝真言院曼荼羅〉)のうち金剛界 平安時代(9世紀)
京都・教王護国寺(東寺)[展示期間:4月13日(土)~5月12日(日)]

金剛界とは、ダイヤモンド(金剛石)のように堅い永遠の真理の領域のこと、9つの区画の中心にいるのはすべて大日如来。
同じ仏が姿を変えて何度も登場し、心のあり様や、段階によって物事の見え方変わることを示しています。

国宝 両界曼荼羅(西院曼荼羅〈伝真言院曼荼羅〉)のうち胎蔵界 平安時代(9世紀) 
京都・教王護国寺(東寺) [展示期間:4月13日(土)~5月12日(日)]

胎蔵界は母親が、胎児を慈しむように仏が大いなる慈悲によって人々を救い、悟りに導くことを表したもの。世界の中心に座す大日如来が周囲の如来や菩薩、明王に姿を変え、様々な形で人々を救っていることを表しています。

第5章 金剛峯寺と弘法大師信仰

仏教界において、重要な役割を担うようになっていった空海。その一方で自然の中で心静かに修行し、瞑想したいという望みを持ち続けていました。やがて朝廷の許可を得て、理想の地において金剛峯寺の建立に着手します。

弘法大師坐像(萬日大師) 室町~安土桃山時代(16~17世紀) 和歌山・金剛峯寺

空海によってもたらされた壮大な歴史を持つ密教の「マンダラ世界」。
国宝約30件、重要文化財約60件を含む約120件で空海密教の実像に迫ります。
多数の仏像や仏画により、空海が「目で見てわかる」ことを強調した密教の「マンダラ空間」を是非、ご体感ください。

展覧会公式YouTubeチャンネルを開設
URL:https://www.youtube.com/@kukaiten2024
空海研究に取り組む精神科医・名越康文さんによる動画が公開されます。

特別展「空海 KŪKAI ―密教のルーツとマンダラ世界」

展覧会概要

生誕1250年記念特別展「空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界」
会場:奈良国立博物館 東・西新館 (奈良市登大路町50番地)
会期:2024年4月13日(土)~6月9日(日)
 ※主な展示替 前期:4月13日〜5月12日 後期:5月14日〜6月9日
主催:奈良国立博物館、NHK奈良放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
学術協力:高野山大学
観覧料:当日一般2000円(1800円)高大生1500円(1300円) 
※( )は前売・20名以上の団体、前売券の販売は2024年4月12日(金)まで
展覧会公式サイト:https://kukai1250.jp/

生誕1250年記念特別展「空海 KŪKAI-密教のルーツとマンダラ世界」公式サイト

問い合わせ先050-5542-8600(ハローダイヤル)

シネフィル展覧会グッズプレゼント

☆応募先メールアドレス miramiru.next@gmail.com
★応募締め切りは2024年4月29日 月曜日 24:00
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