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欧州で大苦戦する日本人選手(5)新監督就任→構想外? 信頼ない日本代表のベテラン

フットボールチャンネル

●MF:原口元気(シュツットガルト)

 欧州の2023/24シーズンでは、遠藤航や久保建英のように順調なシーズンを過ごす日本人選手もいれば、苦戦している選手もいる。今回は、シーズン終盤に差し掛かっている中で苦しんでいる主な欧州日本人選手を紹介する。※成績は3日時点の『transfermarkt』を参照。

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生年月日:1991年5月9日
23/24リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 かつて日本代表のレギュラーとしてプレーしていた原口元気は、今季で欧州リーグ10シーズン目を迎えた。ブンデスリーガ通算172試合は日本人歴代4位と長きに渡ってドイツで結果を残してきたが、今季はほとんど出場機会を得ることができていない。

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 原口は昨季の開幕をウニオン・ベルリンで迎えた。最終的にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したクラブでまずまずの出場機会を得ていたが、冬の移籍市場で残留争いしていたシュツットガルトへと移籍。加入直後から平均年齢が24歳という若手主体のチームに足りていなかった「経験」を還元し、最年長選手として牽引していた。

 新天地で不動のスタメンに定着したと思われた原口だったが、昨年4月に現在チームを率いるセバスティアン・ヘーネスが監督に就任すると一気にチーム内での序列が下がる。リーグ戦でのスタメン出場はこの11ヶ月で1度しかなく、今季に限定すると1試合の途中出場のみに留まっている。その一方でチームは絶好調。ブンデスリーガでは第24節終了時点で3位につけており、この状況ではこの先も原口の出場機会が増えることは考えづらい。

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