田中聡(背番号15)
U-23ウクライナ代表戦:67分 IN
評価:A
67分から出場。その直後から積極果敢なプレーを披露するなど、やや落ちかけていた中盤の強度を再び引き上げていた。そして76分にはこぼれ球を拾ってボックス内に入ると、強烈な左足で試合を決定づける追加点を奪取。大岩剛監督の期待に応える素晴らしいパフォーマンスだった。
松木玖生(背番号16)
U-23ウクライナ代表戦:78分 OUT
評価:B
随所でフィジカルの強さを発揮し、鋭いボール奪取からショートカウンターに繋げていた。事実、タックル数はチーム最多の5回を数え、成功率も60%と十分な内容だ。また、ゴールこそなかったが、ペナルティーエリアにもよく顔を出し、最終的に2本のシュートを放っている。
荒木遼太郎(背番号13)
U-23ウクライナ代表戦:67分 OUT
評価:B
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2年ぶりの出場でインパクトを残した。結果的にゴールネットを揺らすことができなかったものの、相手にとって嫌な位置で何度もボールを引き出しては前を向き、誰よりも積極的にゴールを狙っていた。後半開始早々の先制ゴールは自ら蹴ったコーナーキックがきっかけに。十分なアピールと言っていいだろう。
植中朝日(背番号14)
U-23ウクライナ代表戦:78分 IN
評価:出場時間短く評価なし
インサイドハーフとして78分から出場。短い中ではあったが懸命に動いていた。
山本理仁(背番号7)
川﨑颯太(背番号20)
U-23ウクライナ代表戦:出場なし
評価:なし
●WG
佐藤恵允(背番号10)
U-23ウクライナ代表戦:78分 OUT
評価:A
前半少しおとなしかったものの、後半開始早々にラッキーな形ではあったが先制ゴールを奪取。これで勢いがついたか、その後はより縦への推進力などが目立った。守備の貢献度も高く、田中聡の追加点は自らのボール奪取が起点に。10番に相応しい活躍だったと言っていいだろう。
平河悠(背番号20)
U-23ウクライナ代表戦:HT IN
評価:B
マリ戦で得点をあげた男は後半頭から出場。2戦連続のゴールとはならなかったものの、自慢のスピードを活かした仕掛けで相手DFを困惑させ、前半怖さがなかった右サイドを活性化した点は大きな評価に値する。
山田楓喜(背番号19)
U-23ウクライナ代表戦:HT OUT
評価:C
セットプレーのキッカーとして質の高いボールを供給していたが、流れの中でインパクトを残せたとはいえず。独力で違いを生み出せるタイプではないため、サイドでボールを受けてもそこからの怖さが発揮されることはなかった。前半のみの交代は仕方がないだろう。
小見洋太(背番号24)
U-23ウクライナ代表戦:78分 IN
評価:出場時間短くなし
78分から左サイドで出場。積極果敢にドリブルを仕掛けシュートを放つなど、限られた時間の中でも自らのストロングを示していた。
●DF
馬場晴也(背番号5)
U-23ウクライナ代表戦:フル出場
評価:B
立ち上がりはあわや大ピンチを招くようなミスを犯すなど不安定だったが、徐々に落ち着きを取り戻した。体を張っただけでなく、ビルドアップ時には一度ボール運んで相手を剥がしたところから味方にパスを預けるなど、勇気あるプレーを見せた。
関根大輝(背番号4)
U-23ウクライナ代表戦:フル出場
評価:B
右サイドバックとしてフル出場。相手に簡単に仕事をさせなかっただけでなく、攻撃時には縦への意識を強く持っていた。後半開始早々にはコーナーキックをニアで合わせ、佐藤恵允の先制ゴールをアシスト。結果を残した。
鈴木海音(背番号25)
U-23ウクライナ代表戦:フル出場
評価:B
馬場晴也と共にクリーンシートに貢献。対人戦、背後のケア、味方のカバーをそつなくこなし、相手に隙を与えることがなかった。またビルドアップでは安定感を発揮。パス成功率91.9%はチームで最も良い成績だ。
大畑歩夢(背番号17)
U-23ウクライナ代表戦:85分 OUT
評価:B
左サイドバックとして出場。前線の選手に遅れを取らず高い位置を取り、マッチアップする選手をシャットアウトした。また、スピード感ある鋭いオーバラップも光り、攻撃に厚みをもたらしていた点も評価に値する。
内野貴史(背番号22)
U-23ウクライナ代表戦:85分 IN
評価:出場時間短くなし
出場時間が短くできることは限られた。
西尾隆矢(背番号3)
バングーナガンデ佳史扶(背番号21)
半田陸(背番号2)
高井幸大(背番号26)
U-23ウクライナ代表戦:出場なし
評価:なし
●GK
小久保玲央ブライアン(背番号23)
U-23ウクライナ代表戦:フル出場
評価:B
フル出場で無失点に貢献。ピンチ自体はそれほど多くなかったが、37分には良い飛び出しでピンチを未然に防ぎ、前半終了間際には意表を突いたクロスを片手で弾くなど、集中したプレーを見せていた。また、バックパスの処理もほぼ完璧にこなし、不安定なプレーに終始したマリ戦の野澤大志ブランドンとの差を示した。
藤田和輝(背番号1)
野澤大志ブランドン(背番号12)
U-23ウクライナ代表戦:出場なし
評価:なし
●監督
大岩剛監督
評価:B
マリ戦から先発10人を入れ替えて臨んだ。ボールポゼッションを重視するウクライナを前に、前からの強烈なプレスを仕掛け続け、試合を優位に進められたのは大きな収穫と言えるだろう。事前に示唆していた通り、GK藤田和輝を除く全選手を起用することもでき、来月のアジアカップに向け弾みをつけた。
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