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「お宅のご主人に車をぶつけられた者です」 自宅に知らない男性から電話→謝罪すると信じられない展開に

Jタウンネット

私が「それでは余りにも申し訳ないです」と伝えると、「私にも若い時があり経済的に苦労した時期もありましたが、今は多少余裕がありますのでどうぞお気になさらず。ご主人にもその様にお伝え下さい」。

そのまま電話は切られ、わたしはあまりの出来事に驚いて男性の連絡先も住所も聞けず、また短時間での状況の急展開に暫く放心状態でした。

その夜、いつになく沈んだ様子で帰宅した夫に事の顛末を話すと「そんな人がいるのか!」と驚いていました。

聞くと夫がぶつかってしまったのは、誰もが知る有名な高級車。僅かな修理にも高額な費用が発生するものです。

しかも路肩に停車中だったその車に、雨でスリップした夫の車が一方的にぶつけており、相手には一切の過失がないとのこと。

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それなのに、あんな申し出をしてくださったことに私達は感謝しかなく、見えない相手に手を合わせて頭を下げました。

その後、男性のことがわからないかと警察署や事故現場近くの修理屋数件に問い合わせてみましたが、当然ながら警察署では教えて貰えず、修理屋でも心当たりがないという返答でした。

あの時、まだ若い私達を慮り助けて下さった男性には本当に感謝しかありません。心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。


誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない……。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)

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